【NARUTO】今日もまた君に恋をする (ページ6)

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５.居場所ページ6

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「おぬし、そういえば名はなんじゃ」

あぁ、ほんとそういえばだわ。
名前名乗っていなかったわ。

『苗字名前といいます！』

「名前か。名前、そんなに固くならなくて良い。おぬしはこれからわしの孫じゃ」

孫…？私は火影様の孫になれるの？
ということは木ノ葉丸くんとは兄弟…アスマ先生はおじさんってこと！？
やったー！！
私木ノ葉丸くんのことナルトくんとヒナタの次に好きなんだ！
勿論アスマ先生もね☆

『火影様ー！！大好きー！！』

そういって火影様に抱きつけばなぜか頬が赤い。

「そうかそうか、嬉しいか。木ノ葉丸にも後で伝えておくぞ」

『ありがとう！！』

「そうじゃ…名前、おぬし、忍者になってみてはどうじゃ？」

え！？私忍者になれるの！？
こんなに立て続けに嬉しいことばかり起こって、夢オチとかないよね！？泣くよ！？

『い、いいの…？私…忍者になれるの！？』

「うむ」

私、生きててよかった。
あれ？あっちの世界で死んだからこっちにきたのか…。
ん？でも今生きてて…ま！どっちでもいっか！

「それじゃあ早速明日からアカデミーに通って良いぞ。手続きは後でわしがしておくからのぉ」

明日！？
いやいやいや！！はやすぎないかな！？
いや！みんなに会えるのは嬉しいよ！？この上ないくらい！
けど私にもいろいろ準備ってものが！！

「道具などはわしが明日までに全て揃えておくぞ。揃ったら家に送るから心配せんで大丈夫じゃわい」

そこで、ふと疑問に思うことがある。

『あのー、火影様…』

「おじいちゃんで良いぞ。皆の前では火影と呼んでくれれば大丈夫じゃ」

『わかった！それよりおじいちゃん、私の家ってどこ？』

それがとても気になっていた。野宿なんて絶対嫌だ。

「家はのぉ…あの家が一つ空いていたかのぉ…今地図を書くから少し待っておれ」

そういって火影様、おじいちゃんは地図を書き始めた。

「これで良いはずじゃ」

『わかった！何から何までありがとう！！明日アカデミーが終わったらくるね！』

そういって笑顔を向ける。

「ほっほっほ、あ、一つ言い忘れていたことがあった。アカデミー卒業試験は明後日じゃよ」

………、、

『はあぁああ！！？』

思わず声に出しちゃったよ！！

「頑張るんじゃよ」

おじいちゃんの鬼ィィィ！！！

名前はバタバタと火影室を飛び出したのだった。

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