番外編:サスケと修行part.1 ページ49
これはサスケと夢主の修行の様子です。
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私は完璧に木に登ることができ、ナルトくんもサスケも大分登れるようになった頃。
皆が疲れ果てて眠ってしまった頃、私は外で少し独自の修行をしていた。
オリジナルの術を編み出す練習をしていたのだ。
印を結び、術を唱える。
『
なんともすごいネーミングセンスだが。
その名の通り、変化と分身の術を合わせたやつだ。
自分の小さな分身を作り出し、その分身を変化させる。
まあそれだけなら普通のことだ。
だが、この術はただの修行用。
そして変化できるのは、自分の最も嫌いとするもの。
私の嫌いなもの…。
私がこの世で最も嫌いなものとするのは、トマトだ。
普通のトマトならいい。
だが、話を戻せばコイツは私の分身、そしてそれをトマトにしたもの。
コイツには足や手があるのだ。
うん…こりゃあ修行に最適だろうね…。
キモすぎるキモいキモい…こいつが追いかけてくるとなるとそりゃもうキモすぎる。
普通のトマトの方が可愛らしく思える。
しかもなんとも足の速いこと。
この術の分身は小さいから動きがはやいのかな…。
とりあえず逃げねば…。
だって…もう後ろまで迫ってるんだよ!!
『ギャァァァァ!!』
その謎の物体から逃げ回っているとき、突然後ろから声がかけられた。
「何をしてるんだ…?」
サスケだ。
『トマトから逃げ回ってる』
サスケ「なんでトマト…」
『私の嫌いなもの』
危険なものでも見るような目で私を見るサスケ。
変なやつなのはわかってるから、うん。
だからそんな目で見ないで…。
『サスケもやる?』
サスケ「…それは強くなれるのか?」
『強く…というよりスピードが多分はやくなるよ…うん』
そうか…
そういってサスケも一緒にすることにした。
『まず、印を結ぶんだけど、これってただ分身の術と変化の術を合わせたやつなんだよね。そんで、この術はほんとに修行用だから戦闘には使えないってこと頭に入れててね』
そういって笑えばわかったといってくれた。
サスケ「変分の術!!…これでいいのか?」
『うん』
そういって見ていると、出てきたのは
サスケ「ウッ」
納豆だった。
なんとも気味の悪い。
トマト以上に気持ち悪い。
吐き気が…ウッ
サスケ「ほんとに…これでいいのか…?」
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文字数関係で次行きます(´;ω;`)
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作者名:紫苑歌 | 作者ホームページ:http://id52.fm-p.jp/615/tsuna101413/
作成日時:2015年7月12日 3時