36.出会い ページ37
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チュンチュン………
鳥のさえずりで私は目を覚ました。
どうやら眠ってしまってたらしい。
ナルトくんは疲れてしまってそのまま草の上に寝転がっている。
サスケは私と同様、気に寄りかかって寝ていた
「ふあ…」
『あ、おはようサスケ』
そういえばサスケは、あぁとだけ返してくれた。
ふと、ナルトくんを見ると綺麗な女の人に起こされていた。
女の人は、そこの薬草を取る最中だったらしい。
『それなら私手伝いますよ』
「ありがとうございます」
私たちは薬草採集を手伝って上げることにした
「こんなところで朝から何をやってたんです?」
女性に聞かれたナルトくんは、迷わず修行と答えた
どうしてしてるのかと聞かれると、強くなりたいと答える。
一切揺らぐことのない気持ちを女性にいう。
「君には大切な人がいますか?人は…大切な何かを守りたいと思った時に本当に強くなれるんです」
大切な何か…
私はナルトくんがいるから強くなれる
ナルトくんがいなければ強くなんかない
ナルトくんは大きく頷く
サスケは何かを考えてるよう
女性は去っていこうとするが立ち止まる
「あ…それと…ぼくは男ですよ」
そういい今度こそ本当に居なくなった
……!!
あの子白だ…忘れてた…
『可愛いのにな…』
そういうと、サスケとナルトくんは二人揃ってお前には負けるといった。
どういうことだろう…?
____
次の日の朝
いつもの森に行くとナルトくんは既に登っていた
ナルトくんはその場ではしゃいでいたら足を滑らせて落下しそうになる
もちろん演技だ
だが、次の瞬間ほんとに落ちそうになる
『ナルトくん!!』
咄嗟に足にチャクラを溜め土を蹴る
その瞬間、目にもとまらぬ速さで木の下まで辿りつく
そして猛スピードで木に登り、ナルトくんの足をキャッチした
『ほっ…セーフ』
カカシ《やはり凄いな》
サスケ「…」
「名前ほんと凄いわね!!突然居なくなるからどこいったのかと思えばナルトをキャッチしてるんだから。全く見えなかったわ」
サクラの言葉にサスケもカカシも同じことを思っていた
名前の動きは上忍…いや、暗部レベルだ。
下忍に見切れるほどの速さではないのだ。
『ふふ…ありがとう』
よっと、ナルトくんを引き上げる
「あ、ありがとな」
そうやって嬉しそうな笑顔を向けられたらこっちまで笑顔になる。
『ふふっ、いえいえ』
そういって私もナルトくんに微笑んだ。
その頃あるところでは
再び再不斬が動きだしていた。
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作者名:紫苑歌 | 作者ホームページ:http://id52.fm-p.jp/615/tsuna101413/
作成日時:2015年7月12日 3時