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33.修行開始 ページ34

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木登りと聞いた皆は文句をいっている。

「なんだお前ら…名前はやる気満々だぞ」

カカシ先生がそういうと皆私を見る。

『え?だって、それが少しでも再不斬を倒す糧になる&皆を守れるなら私なんでもするよ?』

そういえば皆驚いたような顔をする

「まっ、それに今からするのはただの木登りじゃない!手を使わないで登る」

そういいカカシ先生は手を使わずに木を登っていく

「チャクラを足の裏に集めて木の幹に吸着させる。チャクラは上手く使えばこんなことも出来る」


この修行の目的は、チャクラの調節(コントロール)を身につけること、チャクラを維持する持続力(スタミナ)を身に付けることだとカカシ先生はいう。

とりあえず体で覚えろといってクナイを渡された。

よし、はじめるか

「よっしゃー!!いっくぞォー!!」

ナルトくんは勢いをつけて登ろうとするが、全く登れず落ちる。
サスケはかなり登るがやっぱりそれでも落ちる。
サクラは上手くコントロールできたらしい。

さてと、私は多分一回失敗するだろうな。
よし…

まず、足にチャクラを溜める…そして、弱すぎれば吸着力は生まれない、強すぎれば弾かれる…

……!ん、こんくらい!

私はゆっくり歩いて木を登る。

シュッタン

『ふぅ…成功…』

「名前!やったわね!」

そう笑ってくれるサクラに私も微笑んだ

「サクラと名前が今一番コントロールがうまいな」

サスケとナルトくんはそれぞれ違う反応をしていた
カカシ先生はナルトくんを(けしか)ける。
火影になれるのはお前じゃないなどと。
サスケにも大したことないんだねなどといっている。
大丈夫かな…

________


ナルトくんとサスケくんは未だに登っている。
私はさっき頂上まで登ってやめた。
単に飽きたから←

『ナルトくん、サスケ、来て』

そういうとナルトくんは素直に来る
サスケも静かに来たことには驚いたけど

「なんだってばよ?名前」

「なんだ…」

そういう二人にニコッと笑って見せる

その笑顔に二人は顔を赤くした
サスケは心の中で舌打ちをする

ナルト《うわぁ…綺麗だな……じゃなくて!》

「な、なんだってばよ?」

「はやくいえ」

二人がいえば名前はやっと口を開く。


『二人にコツを教えてあげる。ナルトくんは弱音を吐かないし、サスケも頑張ってるから特別』


そういえばナルトくんは目を輝かせ、サスケはフンとかいいながら内心嬉しそうだった。

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34.コツ→←32.再び作者からですよー



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設定タグ:NARUTO , うずまきナルト , うちはサスケ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:紫苑歌 | 作者ホームページ:http://id52.fm-p.jp/615/tsuna101413/  
作成日時:2015年7月12日 3時

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