【NARUTO】今日もまた君に恋をする (ページ22)

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21.カカシの判断ページ22

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『サクラー！』

森の中を歩いていると、特徴的なピンクの頭を見つける

『サクラ！一緒に協力して鈴とろう！』

だが、サクラは申し訳なさそうに

「ごめんね！今サスケくん探してるから！」

そういってサクラもどこかへ行ってしまった。
最後の賭けをするべく私は、サスケを探しに行った
しばらく歩いていると見つけた。

『サスケ！協力して鈴とろうよ！』

そういってドス黒い笑みを浮べれば肩を揺らすサスケ。
だが、

「フン…オレは誰とも協力なんてしねェ」

そういってどこかへ行こうとした
が、今回はそんなのさせない
私はサスケの腕を捕まえる

『へへ…だめだよ、サクラにもナルトくんにも逃げられたんだから。あんたは私と協力しなさい』

そういうがやはりサスケはしてくれない

すると、何処からかカカシの気配がすることに気づく。

『サスケ、カカシ先生がくる…』

私がそういえばサスケは驚いたように辺りをみまわす。
と、やはり何処からともなくカカシ先生がでてきた。

「へぇ…名前はやっぱり気づいてたんだ」

そういって私を見てくる。
思わず気持ち悪くて殴りそうになるけれど我慢する。

「サスケ…お前の実力も楽しみだなぁ…」

そういいサスケとカカシ先生は戦闘態勢に入る。

『やっぱりサスケってすごい…うちは一族ってのもあるけどやっぱ一番は、サスケの努力と自身の実力かな…それと…豪火球の術って熱くないのかな…私も今度やってみよ』

なんて呑気にいいながら、サスケとカカシ先生の戦闘を見ていた。

その時、土遁を使いサスケを土の中に引っ張ろうとしたカカシ先生が見えた。

『危ない！！』

そういって咄嗟にサスケを掴みなんとか避ける

『先生…生首はダメですよ生首は』

黒い笑みで先生を見れば冷や汗を流していた。

暫くすれば、サクラがやってきた。
サクラが何かをいってるが、サスケの言葉で理解する。

「俺にしかあの男は殺せない。あの時泣いていた…俺の…」

俺は復讐者だ…あの男より強く…
そういうサスケはとても小さく見える
強がっているがどこか寂しげで
かける言葉が見つからない
全てが同情に聞こえるんじゃないか
私はやっぱり非力だ…
誰の力にもなれない

昼を知らせるアラームが鳴り響き、そこで一旦終了となった

「ま！お前らは忍者学校(ｱｶﾃﾞﾐｰ)に戻る必要もないな」

皆は喜んでいる

「お前ら全員、忍者をやめろ！」

だが、その言葉は決して軽いものではなかった。

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