【NARUTO】今日もまた君に恋をする (ページ19)

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18.わかるからページ19

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解散がかかってすぐナルトくんはどこかに行ってしまった

まあ、どこにいるかなんてわかるけれど。

ナルトside

なんかいいことねーかなぁ…

いいことを思いついたのかナルトはニヤッと笑っていた

……よーしィ…

ナルトは何かを企んでいるらしい。

「てめェ…ナルトだな！！」

「くそ！！おとなしく…」

なんとかサスケを取り押さえ変化したナルトは、サクラを探しに行く。

＿＿＿＿＿＿＿

ホントは、見たくないけど…、やっぱり気になるので見に行くことにした

暫く歩いていると、サスケに変化したナルトくんがサクラと何か話しているのが見えた。

そして、サクラにキスされそうになっていた。

ズキッ

……やっぱり痛い

なんで私きたんだろう…

ナルトくんは多分、サクラのあの素直さを好きになったんだろうね
今はナルトくんの好きな人と少しでも長くいてほしい…
私はただ…想うだけでいいから…

お腹が痛くなったらしいナルトくんはもう既にそこにはいなかった。
代わりにサスケがいた。

「私なんかそんなことしたら親に怒られちゃうけどさ！！一人ってさ！ガミガミ親に言われることないしさ」

などとサクラはナルトくんに対しての悪態をついていた。
そんなことを聞いては私も黙っていられない。

「…孤独」

「え？」

突然サスケはそういった。
サクラはなんのことかわかっていない

「…親に叱られて悲しいなんてレベルじゃねーぞ」

そういってサスケはサクラを睨む。

「お前、うざいよ」

そういいサスケは去っていった

私は先程のことで放心状態でいるサクラの元まで歩いていく

『サクラ…』

「名前…あはは…怒られちゃった…」

そういってサクラは泣きそうな顔で私の顔を見てくる
その顔を見ると胸がキュッとなる

『大丈夫だよ。サスケはあーはいってるけどサクラのこと嫌いになった訳じゃないから。でもねあまりそういうこと言っちゃいけないよ。ナルトくんは親がいない、ワガママで人の気をひいてるの。ホントは寂しいんだよ？孤独なんて耐えれるものじゃない、そこは覚えててね？』

そういい、ニコッと笑いかけサスケを追いかけた

『サスケ！あんなに強くいわなくていいのに…あんたの気持ちもわかるけど』

「フン、お前に何がわかる」

『わかるよ』

私が真剣にいえばサスケは驚いた顔をしたあと去っていった
…そう…わかるよ

私にも親なんていなかったんだから

その頃のサクラ

「次からは優しくできるかなぁ…」

それぞれが色々考えていた
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