淡い淡い夢を見た【青葉城西】【裏切り】

淡い8 ページ9

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それから、私に対する態度はむしろひどくなった







何を言っても”裏切り者”のレッテルが剥がれることはなかった






私にボールが当たるのも、悪口を言われるのも日常






こんなに呆気なく仲間ではなくなるのか、って悲しむ前に驚いた





だけどもう仕方がない






日常になってしまったのだ







私はただ、生きていくしかない






ドリンクを全て作り終え、カゴの中に入れて体育館へと運ぶ





心「みなさんっ！いい感じです！！」






心愛ちゃんの声援を一身に受け、練習を続けるバレー部





私が入ってきたことに気づいたからなのか、それともただ単に時間だからか




及「それじゃ！少し休憩ー」





及川の声と共に休憩に入る




心「みなさん、お疲れ様ですっ！ドリンクどうぞ！」





私の作ったドリンクをにこやかに配る心愛ちゃん





みんなも




及「ありがとー！心愛ちゃん」




岩「サンキュ、心愛」





私にはそんなこともう言わないからね






私にかけられる言葉といえば





及「ねぇ、なんで後輩ばっかにさせてるの？」




花「裏切り者は仕事もしないのかよ。」






……こんなのばっかり

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