ガチ恋×ガチ恋【天月】

ガチ恋×友だち ページ25

side-kanata

「『あ。』」

あ、確か……天月の彼女。

Haruさんか。

『こんにちは。』

「あ、こんにちはー。」

礼儀正しいな。

「ねぇ、Haruさんでしょ、翔太の彼女。」

『え、あ、はい。』


「あ、俺は一ノ瀬彼方。」

『翔太から聞いてます！うちは河輪由Aです。』

天月は何を伝えてるんだよ。


「そっか。よろしくね。」

『はい。』

普通にいい子だなー。




「翔太、変わったよ。君のおかげかな？」

『え、変わったって……。』

「ん、あぁ、別に悪い意味じゃないよ。」

『そうなんですか。』

「大切な人が出来たからかな。」

俺も彼女ほしい。←

『ふふっ、そうなんですかね。』

「まぁ、俺にはわかんねぇけど。」

『……。』

悲しくなるな。

「まぁ、翔太をよろしく。あいつ、ナチュラルサイコパスだから。」

『え、はい！大丈夫ですよ！』

「あ、あと君がHaruってことを言わないから俺の事もそらるって言わないでね。」

『え、えぇぇぇえ！？そら、そらるさんだったんですか！？』

「え、気づいてなかったの？」

『はい。』

てっきり気づいてるかと。

「マジか。まぁ、バラさないでよ。」

『はい！』

「じゃあね。」

『あ、ありがとうございました！』

いい子だな。←

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