第二十八話 ページ33
『あ、い……?』
伊東さんの方を見ると居なくなっていた。
近藤「Aちゃん?」
『いえ、なんでも。』
なんでか分からないけど、言わないほうがいい気がした。
〜
仲直りをしてから2週間程が経過した。
今現在は書類仕事を終え、休憩してこい、と土方さんに言われ、縁側にいる。
あの後、1度も伊東鴨さんに会ってない。
と思っていると、肩をとんとんと叩かれた。
『…』
後ろをむくと、伊東鴨さん。
あ、思い出した。鴨さんじゃなくて鴨太郎さんだ。
『お久しぶりです。』
伊東「ええ、そうですね。」
『……』
伊東「Aさん。この鍵を。」
受け取った鍵は、小さな鍵と金庫などを開けるような二手に別れた大きな鍵。
『これは?』
そう聞くと伊東さんは、周りをキョロキョロし、誰もいないことを確認したあと、こう囁いた。
伊東「近藤局長を連れて、蔵へ行ってください。小さな鍵はそこで使います。大きな方は……………蔵へ行けば分かります。もし、何故だと聞かれたら、僕に言われたと。そうお伝えください。では。」
嵐のように去っていった。
不思議な人だ。飄々としてるのか……?
まぁいい。今日は局長いるはずだし、聞いてみよ。
局長のところへ行っている途中、沖田がいた。
十中八九サボり。
『何やってんだ……?』
沖田「あ、姐さん。実は書類を土方が肩代わりしてくれるらしくって」
そこまで言いきったところで、副長が叫びながら飛んできた。
土方「おい待てゴラァ!!総悟テメェッ!!」
『私はこれで。』
土方「あ?どっか用事か?」
『近藤さんのところに。』
土方「そうか…………その鍵は?」
『…伊東さんという方にもらいました。蔵へ行けと。』
土方「イトウ……?どのイトウだ?」
『伊東鴨太郎さん、という方ですけど。』
土方「………は?」
沖田「姐さんどういうことですかィ?」
『え?』
土方「伊東は……伊東鴨太郎は…………死んでんだぞ?」
『い、いや、でも………この鍵はその人から……。』
沖田「姐さんは、伊東さんのことは知らなかったんですよねィ?」
『うん。』
土方「………。」
なにが、どうなっている?
ーー
どんな展開だよぉぉ!!!
ごめんよ伊東先生!!!!
みんな伊東先生好きですか?!(唐突)
私は大好きです!!!!!!!( 'ω')シラネ
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きーちゃん(プロフ) - 若さん» ありがとうございます!是非是非ずっと高杉推しでいてください!!そしていつか語りましょう!更新頑張ります! (2021年2月13日 12時) (レス) id: f1aa6b17a1 (このIDを非表示/違反報告)
若(プロフ) - 10年以上ひたすら高杉くん推しです笑 更新頑張ってください! (2021年2月2日 14時) (レス) id: db1102337a (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - 黄身。さん» 私は高杉+土方+近藤さんです!ギャップがたまらんのです……。更新頑張ります!! (2020年11月26日 20時) (レス) id: f1aa6b17a1 (このIDを非表示/違反報告)
黄身。 - きーちゃんさん» すごく面白いですね!これからの更新待ってます(催促しているわけではないので、へー…ぐらいで留めといてください)ちなみに同担さんだったら、ごめんなさいなんですけど私は沖田さんが好きですかねwあのドSっぷりがたまらなく好きですw!きーさんは誰が好きですか? (2020年11月26日 20時) (レス) id: f1a77dab98 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - コメントありがとうございます!トリップしたいですよねー!沖田を生で見たい…。更新頑張ります! (2020年11月24日 5時) (レス) id: 3dd84b7f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きーちゃん | 作成日時:2020年10月16日 20時