13.手に取る"武器"とは ページ14
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「音楽、以外?」
「そうです。確かに貴方は音楽に愛された天才さんです。でも、ずっと貴方自身が音楽に尽くしてなきゃいけないなんて、そんな訳ないじゃないですか。見てください、他の4人を。
皆、貴方のような天才的な才能なんて何一つ持っていないけれどそれでも、貴方と並び立てるような、対等でいられるような努力でカバーをし、いつか肩を並べてステージに立てる。
それって、努力という武器なんじゃないですか?」
もう1回!と意気込み繰り返し踊り歌い、ミスしたところをやり直して、そうして練習をしている彼らを見ながらつげる。
「無理に今わーーってやるんじゃない」
「1回休みましょってだけです!」
そう言っていい笑みを浮かべてやる。今の月永レオという存在には、そうやって寄り添ってあげる人もきっと必要なんだ。本来であれば今は三毛縞斑、という彼の親友と世界各国を飛び回って荒治療されてるはずなのに何故か居ない。むしろ、その旅行は早めに終わって復学したのかもしれない。
それでもまだ彼が描けないというのなら
休んだっていいじゃない!
「頭ん中すっからかんにして!綺麗な人や好きな人見てればいいんですよ!」
「……」
「ほらみんなー!1回休んで!水分補給しよ!」
ペットボトルとタオルを抱え込み立ち上がっては瀬名達の元へと向かう。
これが、彼に、月永レオにとってのヒントのひとつになればいいなと思いながら。
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刹那(プロフ) - 夜月さん» コメントありがとうございます!レス遅くなりすみません(><) 個性豊かなメンバーの個性爆発させてるので楽しんで貰えたら嬉しいです! (2019年7月17日 14時) (レス) id: 5db5342492 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 私にとっては良い席だけど夢主ちゃんにとっては最悪な席でしかないでしょうw英智は笑顔がなんか怖い←セッちゃんは手遅れ、羽風先輩根は優しいけどしつこい(( (((はすみんが一番まとも))) (2019年6月7日 22時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那 | 作成日時:2019年5月24日 8時