知りたい ページ6
風早巽side
私は幸せに暮らしていたはず____
隣にいるAさんが放った言葉
その時の瞳はいつもよりも暗く、深い闇のようだった
…この方に何があったのでしょう
何が彼女の瞳を暗くさせたのだろう
もちろん大事な方々と別れてしまって、この場所へ来てしまったのも原因だろう
だけど、それよりも前から彼女自身が傷ついているはずだ
…俺が聞いたら話してくれるでしょうか
『…あの』
「Aさん、ただいま帰りました」
『!
HiMERUさん』
聞こうとした時、後ろから聞こえた声はHiMERUさんのものだった
A「…HiMERU、少し前から近くで話聞いてたでしょ」
HiMERU「ふふ、なんのことでしょう?
それで…何を話していたんですか、巽」
『え、あぁ、いやなんでもないですよHiMERUさん』
HiMERUさんはAさんに微笑んだあと、冷たい瞳でこちらを見た
Aさんの言う通り話を聞いていたのか、HiMERUさんはAさんの過去を聞こうとする俺を遮るように出てきてそして牽制した
それ以上は聞くなと言わんばかりに。
…HiMERUさんは知っているのでしょうか、彼女の昔を。
彼女がなぜこんなにも傷ついているのかを
…俺も知りたい、貴方のことを
Aさんのことを。
A「巽」
『なんでしょう?』
A「神なんていない。けど…
巽がそう言うなら、少しは信じてもいいかもね。」
Aさんはその言葉に「まぁいないと思うけど」と付け足した
…俺の言葉でAさんが神を少しは信じてくれるようになるなんて思いもしなかった
あぁ、貴女は…罪深き人ですねAさん
こんなにも貴女のことが欲しいと、思ってしまうなんて
HiMERU(…お前にもう、奪わせはしないぞ風早巽)
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るな(プロフ) - この小説の続きがとても気になります!私もあんスタをやっているので、イベントなどを走りながら、また更新してくださると嬉しいです( *´꒳`*) (6月24日 12時) (レス) @page6 id: 2ee13aea9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白亜 | 作成日時:2022年8月8日 1時