検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:11,982 hit

知りたい ページ6

風早巽side



私は幸せに暮らしていたはず____



隣にいるAさんが放った言葉


その時の瞳はいつもよりも暗く、深い闇のようだった



…この方に何があったのでしょう


何が彼女の瞳を暗くさせたのだろう



もちろん大事な方々と別れてしまって、この場所へ来てしまったのも原因だろう


だけど、それよりも前から彼女自身が傷ついているはずだ


…俺が聞いたら話してくれるでしょうか




『…あの』


「Aさん、ただいま帰りました」


『!

HiMERUさん』



聞こうとした時、後ろから聞こえた声はHiMERUさんのものだった



A「…HiMERU、少し前から近くで話聞いてたでしょ」


HiMERU「ふふ、なんのことでしょう?


それで…何を話していたんですか、巽」


『え、あぁ、いやなんでもないですよHiMERUさん』



HiMERUさんはAさんに微笑んだあと、冷たい瞳でこちらを見た


Aさんの言う通り話を聞いていたのか、HiMERUさんはAさんの過去を聞こうとする俺を遮るように出てきてそして牽制した


それ以上は聞くなと言わんばかりに。


…HiMERUさんは知っているのでしょうか、彼女の昔を。

彼女がなぜこんなにも傷ついているのかを



…俺も知りたい、貴方のことを


Aさんのことを。



A「巽」


『なんでしょう?』


A「神なんていない。けど…


巽がそう言うなら、少しは信じてもいいかもね。」



Aさんはその言葉に「まぁいないと思うけど」と付け足した


…俺の言葉でAさんが神を少しは信じてくれるようになるなんて思いもしなかった


あぁ、貴女は…罪深き人ですねAさん


こんなにも貴女のことが欲しいと、思ってしまうなんて














HiMERU(…お前にもう、奪わせはしないぞ風早巽)

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←神様



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 逆ハー , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るな(プロフ) - この小説の続きがとても気になります!私もあんスタをやっているので、イベントなどを走りながら、また更新してくださると嬉しいです( *´꒳`*) (6月24日 12時) (レス) @page6 id: 2ee13aea9b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白亜 | 作成日時:2022年8月8日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。