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日南子side
「ただいまー、あれ、寝てる……」
冬獅郎は寝る子は育つという言葉を信じてるからなぁ。なんとも馬鹿な。そこが可愛いのだけど。
しかし…やばい状況だ。
冬獅郎の霊圧でおばあちゃんが凍え死んでしまう。
早く温めないと…!!
その時だった。
コンコン。
扉が鳴った。
「失礼するわよー」
金髪でグラマーな、死神の服を着た女性が現れた。
「なんの用ですか?死神の方が」
早く帰ってくれ。早く火の霊圧を当てないとおばあちゃんが…
「何って、あんた見えないの?あの子の霊圧ダダ漏れじゃない。おばあちゃん、死んじゃうわよ?」
…!この人は、わかるのか…!
でも、冬獅郎は死神になりたくないと言った。
冬獅郎のこの霊圧がバレたら霊術院行きは有無を言わさない状況になる。彼女は…追い返すべきだ。
「帰ってください。こちらの問題です。」
押し返そうとしたが、瞬歩で通り抜けられてしまった。
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作者名:ひまり | 作成日時:2020年4月15日 19時