第四十四話 母強し ページ7
鶴丸は、チョコファウンテンへ行き
私達は取り敢えず、茶菓子をある程度取ったら母の居るテーブルへ行って座ることになった。
母が居るテーブルには、兄と姉、そして弟達が揃っていた。
よくもまあ、こんなに集まったものだ。
「いらっしゃいA、好きなところに座って。Aのお客様もどうぞ」
「……ん」
「お、お邪魔します…！」
「お邪魔しまーす」
もう、真名は諦めた。
言ってないからな、彼らが付喪神だって。
というか、報告するのを忘れていた。
……とりあえず、鶴がチョコ丸になっていないか心配だ。
「ところでA」
「……」
「私に何か言っていないこと、あるわよね？」
「……」
「……」
「くぁ……あふ…」
「A〜？」
あくびで誤魔化したわけじゃない。
あくびが出てしまったんだ。言い訳にしか聞こえないだろうが。
怒るのであれば、出てしまったあくびを叱ってくれ。
「何か言ってない事あるわよね？」
「……いひゃい、いうはらまって」
「いつまで？」
「…お茶会終わったら？」
「その疑問文は何かしら？」
「オチャカイオワッタラハナシマス。」
「よろしい」
母さんがいつの間にか来ていた。
……待って、いつ来たの？
＿＿＿＿
明神家次男と母(オリキャラ)の設定
名：明神 涼吾
齢：十五
詳細
四番目に生まれた明神家次男。
A曰く腹が黒い。
霊能力者(…？)
名：明神 己弧
齢：？(見た目年齢二十代〜三十代後半)
詳細
明神家の母、であり明神家七不思議の一つでもある。
生まれは京都であることは知っているが、それ以外は謎。
Aや他の人達もこの人には勝てない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
