七喰目 -ﾅﾅｸｲﾒ- ページ8
「ていうか、その子……」
指をユイに向けたまま、
彼女はゆっくりとユイに近づき始めた。
コツリ、コツリと。
Aが歩み寄る足音だけが聞こえる。
そして、ユイの心臓に、
Aはまっすぐに人差し指を立てたのだ。
「……君が、なぜ【生きているのか】は
まだ聞かないでおくとするかな。
君の持ってる【ソレ】、なかなか面白いし」
そう言いながら、ユイの心臓を
指先で優しく、トントンと叩く。
「あ、あの…あなたは…」
「あー……っと、ごめんごめん。
僕は逆巻A……この家の末っ子」
「嘘言ってんじゃねえよ。
俺の姉貴だろうが」
「双子なんだから、
末っ子争いなんて関係ないよ」
アハハ、と軽く笑い、
スバルをあしらった。
もちろん軽くあしらわれた本人は
双子の姉にブチ切れ寸前ではあったが。
「あ、えっと…A…ちゃん？
私、これからどうすれば…？」
Aに、ユイが問いかけた。
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Cody.(プロフ) - マシロさん» ありがとうございます！これからもお願いしますね！ (2015年11月23日 13時) (
レス) id: 71d8b8d512 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ(プロフ) - 面白すぎです！ (2015年11月23日 12時) (レス) id: cf2380dd0b (このIDを非表示/違反報告)
Cody.(プロフ) - ルカさん» おわぁい(( ありがとうございます！そう言ってもらえて光栄です！ (2015年11月23日 1時) (レス) id: 71d8b8d512 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - この作品とっても大好きです!!!これからも、更新頑張ってください♪ (2015年11月22日 10時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Cody. | 作成日時：2015年10月26日 0時
