三喰目 -ミツクイメ- ページ4
逆巻第二の兄であるレイジに続き、
末のスバル、三つ子の二番目のカナト、
三番目のライトの順に、入ってきた。
「あー、Aちゃん!
やっぱり家にいたんだねー、んふ♪」
「本当…学校を幾ら練り歩いても
まったく見つからないわけです」
『ごめんね…お腹空いてたから、
学校抜けて咀嚼してたよ』
そう言いながら、腹をさするAを見て、
レイジは溜息しか出なかった。
「…貴方は本当に型破りですね。
私たちとはまったく別で、
晩餐さえもろくに参加出来やしない……」
『悪かったね。
人が普通に食べれるものは、
喰種には難しいんだ。』
「だとしても!
……コーヒーならいくらでも出せます。
良い加減その性格を直してください。」
その性格、と言ってレイジは
Aの頭を指で押す。
スバルに至っては、その強い手で
Aの頭にデコピンを食らわせていた。
A自身が痛がっていたのは
言うまでもない。
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Cody.(プロフ) - マシロさん» ありがとうございます!これからもお願いしますね! (2015年11月23日 13時) (レス) id: 71d8b8d512 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ(プロフ) - 面白すぎです! (2015年11月23日 12時) (レス) id: cf2380dd0b (このIDを非表示/違反報告)
Cody.(プロフ) - ルカさん» おわぁい(( ありがとうございます!そう言ってもらえて光栄です! (2015年11月23日 1時) (レス) id: 71d8b8d512 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - この作品とっても大好きです!!!これからも、更新頑張ってください♪ (2015年11月22日 10時) (レス) id: afde7ff475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Cody. | 作成日時:2015年10月26日 0時