【DIABOLIK LOVERS】最凶にして最狂な、最強の喰種【東京喰種】

二十一喰目 -ﾌﾀﾋﾄｸｲﾒ- ページ22

「夕飯になったら呼ぶ」



そう言い残し、

ルキが部屋から出て行ったのは



「あーんもう、スバルくん強すぎ！」


「いや…てめぇが弱すぎるだけだろ…」


「なーにー？喧嘩売ってるのー？」


『…落ち着いてってば、コウくん』



……今から３０分前のことである。


１５分前……

無神家次男、無神コウが、

仕事であるモデル業から帰って来てすぐ、

Aとスバルに会いたいと言い、

二人もいる客間にアポなし突撃をした。


結果、今はトランプやウノといった

カードゲームを嗜んでいる最中なのだ。



「だってほんっっっとにスバルくん強いよ！

なんでカードの場所わかんの！」


「いや記憶力と勘だろこのゲーム」


「勘鋭ッ！？」


…と、こういう風に、

コウとスバルはさりげない感じに

仲が良かった。



「…何してんだ、お前ら」


「あ…Aだ、久しぶり……」



扉には、三男ユーマと

無神家の四男、

無神アズサが立っていた。

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