どうも、落ちこぼれです。

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高専時代はスマホないんですけど、頭の中でメールに変換してください……。

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A五条、何も言わずに聞いて
五条あ?

メールを送ると案外早く返信が来る。
暇人なのか？そんな言葉を胸の中にしまう。

Aこの後一緒の任務、私急用出来たから1人で行ってね!!!


すると、怒涛のメールラッシュとなる。


五条はぁぁ!?お前、ふざけてんのか?
五条おい、理由言えや。
五条無視するなんていい度胸だな!!


しかし、それら全てを無視して、弟からのメールのみを開き、送られてきた場所を補助監督に伝える。


すると……


「次の任務まで、お買い物ですか？この場所って今話題の洋服屋があるところですよね。」



げ、マジでか。頭に過ぎるこれから起こるであろう地獄を思い、表情が硬くなる。
……任務の方がマシだったかも。でも、弟と一緒の方が良いな。


気持ちを持ち直し、



『あはは、そうなんですよ。……ところで先日お子さんが生まれたそうですね。
なんなら、私と五条は歩いて現場に向かうんで、帰っていただいて構いませんよ。』



「えっ、良いんですか？ありがとうございます！！」



……許せ、任務をサボるために帰って貰うんだから、お礼なんか要らないんだよ。



そして、補助監督の子供の自慢話を聞き流しながら時は流れ、前回の冒頭に戻る。




「やっぱり、この店ごと買いましょう！！！」



『うんうん、いいんじゃ……って待て待て！！！！！』




ヤバイ、諒の金銭感覚が狂っている。




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その頃、五条は……


「チッ！彼奴……絶対に見つけて任務に連れてく。傑も手伝え！」


「ハイハイ」

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