なんとなくで生きたい人生でした。 ページ14
時は戻り…
『ま、こんな感じで私は刀を手に入れたんだよね。』
「やっぱ、お前バカだろ。」
初っ端から暴言かよ。
『だから、なんでいちいち突っかかる言い方するのさ。』
「事実を言っただけだろ。」
カッチーン。なーにが事実だコンニャロウ。
「大体お前、その刀の効力とか知らないだろ。」
『効力?そんなものあんだ…っていうか、なんで五条が知ってんのさ!?』
「俺が、五条悟だから?」
『うわっ、ムカつくけど納得。』
特に、顔をコタンと傾けて目をキラキラさせるのがムカつく。お前は捨てられた犬か。
「それはそうとして、Aは刀を渡された時何も思わなかったのかい?」
『弟からのプレゼントだ!めちゃ嬉しい!』
「やっぱ、アホだろ。」
硝子からの、扱いが雑すぎて泣けてくるわ。
『ふん、どーせアタシは落ちこぼれの馬鹿ですよ〜だ。』
「めんどくせぇ餓鬼かよ。」
『お前には言われたかねぇよ。』
「あ゛ぁ?」
やんのかよ。なんて威嚇してくるもんだから、こちらも臨戦態勢を取る。
しかし、そこに割り込むようにして夏油が話す。
「まぁまぁ、落ち着いて。私なりに考えたことを聞いて欲しいんだけど。」
「つまり、夕霧の効力は�使い手の能力を隠し、使い手が攻撃した相手の術式を乱す�みたいな感じで合ってるかい?」
「傑、せいかーい!」
一気に笑顔になると怖いぜ。五条よ。
『凄いね〜、持ち主の私が分からなかったのに。』
「それは、Aがおかしいんじゃない?」
『硝子…毒舌過ぎるよ。』
私傷つくよ?
「硝子は、事実を言ってるだけだろ。」
『五条に言われるとなんかムカつく。』
なんでだろーね?これぞ因縁(笑)の相手?
「ハァー、Aも、悟も落ち着いて欲しいな。」
夏油、お前は我らのママかな?うん、ママにしか見えん。
「ねぇ、なんか失礼な事考えてたよね。」
それ、疑問系で聞いてる風で、聞いてないやつじゃん。
『いえいえ、滅相もない。なんかママに見えたなー、なんて死んでも思ってないから。』
「うん、私がママだって?」
『げ。』
やっば、心の声が!!
「ハハッ、傑〜。やる?」
「うん。もちろん。」
「おー、頑張れよ〜。応援は一応してあげる。」
『硝子、酷い〜!!』
取り敢えず、逃げるが勝ち。逃げます!!
こんな感じで、入学式が終わりました。
私これからやってけんのかな?
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Chai(プロフ) - しらすさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえると嬉しいです! (2021年4月26日 17時) (レス) id: dd818a607a (このIDを非表示/違反報告)
Chai(プロフ) - もっっっちさん» ありがとうございます。更新頑張ります… (2021年4月26日 17時) (レス) id: dd818a607a (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 控えめに言ってこの作品大好きです (2021年4月20日 20時) (レス) id: 5d40a22327 (このIDを非表示/違反報告)
もっっっち - うわぁぁぁめっちゃ好きです!更新頑張ってください!! (2021年4月19日 23時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - わああ!!!ありがとうございました!!!とっても続きが気になります、、更新これからも頑張ってください! (2021年2月15日 21時) (レス) id: 17d04197cc (このIDを非表示/違反報告)
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