解釈違いです！！！2 (ページ30)

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おいていかないでページ30

Aside

意識が浮上し飛び起き､周りを見れば医務室であることが分かる

マダムポムフリーが止める声も無視してただ急ぐ

ごめんね校長､事前に言っといたから許して…

少しの間頼んだよキースさん
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リーマスside

ハリ「ルーピン先生！！…本当にお辞めになるんですか」

リマ「ハリー…君が来ているのが見えたよ
嗚呼､セブルスがつい"うっかり"生徒達に言ってしまってね
明日の朝一番に親御さんからフクロウ便が届くだろう」

ハリ「そんな…
Aは､知ってるんですか？」

リマ「いや､Aには言わずに行くよ
きっと優しい彼女のことだ
どうにか私を引き留めようとするかついてきてしまうだろうからね」

悲しそうな､泣きそうな顔で私を見るハリーに心が痛む

私だって出来ることならここに居たい､けれど私の体質がそうさせてはくれない

これは必然でありいずれ来る運命とも言えるだろう

リマ「さぁハリー､私はもう君の教師ではない
だから君にこれを気兼ねなく返せる

いつかまた会えるだろう､その時まで"いたずら完了"」

ハリーに忍びの地図を渡しホグワーツの外へと足を進める

ここを出たら何処に行こう

いや､また職を転々とする生活に戻るだけか…

そんな下を向いて歩いている私の視界に
女性物の靴が映り

視線を上げた先には

荷物を持ったAが居て

リマ「その荷物は…」

A『貴方について行く
というより貴方を私の家に連れていく､拒否権はないよリーマス』

リマ「なっ､え…ん？？」

A『ほら行くよリーマス』

リマ「A？！ちょっとまっ！！」

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A『あ､そうだこの家他に住んでる人いっぱい居るからよろしくね』

リマ「ｱ､ｳﾝ」

結局Aの勢いに負けて連れてこられたここは

家と言うより館と言った方が正解な気がする

先に中へと入りただいまと言うAに帰ってきた声は不思議と聞き覚えがあって

けれどその声が今ここで聞こえるのはとても現実的とは言えない

そう思うのに姿を現した彼は紛れもなく

「おかえりA！思ったより早いご帰宅だね
それに､おまけも連れてきたみたいだし？」

リマ「ジェー､ムズ…なんで､君が」

数十年前に亡くなった友人で

頭がパンクしかける

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軽く説明されやっと状況を飲み込めた

いや､飲み込んだと言った方が正しいか

懐かしい顔ぶれが揃う生活に

少し不安とそれを上回る好奇心に心躍る