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『…う〜、』
「ふふっ、また唸ってる。
私ちょっと、事務所に連絡してくるから待ってて」
『はーい…、いってらっしゃい』
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スマホ片手に出ていったはるちゃんを
見送りつつ、また机に突っ伏す。
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「A」
『…ん?』
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ポンっと頭の上に手が置かれる感覚がして
顔を上げると
菅田まちゃき。
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『…あれ?まさくん?』
「お前倫也さん以外眼中にないやろ」
『…うん』
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顔合わせ中も見てたやろ
って、言われて
倫也さんの事ばっか気にしてるのを
自覚したし、我ながらやばいな…。
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『でも、まさくんいてくれて嬉しい〜』
「…なんか棒読みに聞こえる」
『えへへ、バレた?』
「バレバレ。てか、ええの?」
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倫也さんの方をちらっと見て
そう言うまさくん。
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『良いも何も、ちょっと話しかけ方がわかんない』
「え、なんやそれ」
『ほら、久しぶりに会うと接し方が
わからないみたいな感じ?』
「…まぁ、わからん事もないけど」
『…そーだ!!まさくん!』
「おぉ、急になんや」
『ご飯!ご飯連れてって!!
最近お仕事ばっかで変になりそうなの!』
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身体を勢いよく起こして、まさくんの
手を握ってダメ元でお願いしてみる。
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「ええけど…、時間あるん?」
『つくる!時間はつくる!』
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正直時間はないけど…、
まさくんとご飯に行けるなら無理矢理にでも
時間つくりたいし、寝る時間削ってでも
行きたい。
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茜 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 そうだったんですね...。 それとパート2からパート3へ行ける様に なってました。 ありがとうございます。 (2019年3月25日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - 茜さん» 一応、同業者は自分と同じ立場ってことで先輩とかそういうの関係なく同業者って事にしてます(><)続編つくったのですがとべなかったりしますかね?ちょっと色々いじってみます! (2019年3月24日 4時) (レス) id: ecea74f979 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語.80の下には続くで終わっているので どうなのかなぁと思いまして...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - また続けてのコメントですみません...。 もうこの物語の続編ってあるのですか? 物語の各題名の80の下のほうの選択した内容を 見るの下には青色の文字でこの小説の続編を 見るとあるのですが...。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年3月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優綺。 | 作成日時:2019年3月11日 22時