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さぁ、どうしようか。
ある時の仕事帰り。
私は物陰からある場面を覗き込みながらそんなことを考えていた。
目の前で繰り広げられているのは世に言う殺人。
しかし、その状況を見て逃げようだなんて事は思わない。
それもそうだ、先程から銃を持ち相手の頭に突きつけているのは春ちゃんだから。
春ちゃんがなんの仕事をしているかも、全て知っている。
出会った当初も人殺してて怖かったけど、そう言う組織に所属しているという事はのちに聞いた。
さて、本題に行こうか。
私はものすごくこの道を通りたいのだ。
この物騒なことを行っているこの道を。
ここは元々通勤の近道で、よく通っている場所だ。
今日も朝この道を通ってきたのだが、どうやらくる途中に鍵を落としたようで。
どうせ春ちゃんは今日も帰りが遅いだろうから流石にそれまで外で待ってるのは厳しい。
て言っても、こんな急に友達に頼むのも悪いし。
頼むから早くどっか行ってくれ…なんて願っていれば、急に後ろから誰かに肩を叩かれた。
『ひっ…』
「誰だお前…ってAじゃねぇか」
『コ、ココくん…？』
「何してんだよこんなとこで…」
『ちょ、一旦静かに…』
「あﾞ？Aだぁ？九井テメェ何言って…は、？」
せっかく隠れていたのにバレてしまった。
もう、ココくんも空気読んでくれればいいのに。
なんて言えるわけもなく、驚いた表情の春ちゃんに向かって愛想笑いを送る。
そんな私を見て更に顔を顰める春ちゃん。
近くの男の頭を銃で撃ち抜いたかと思えば返り血を浴びそのまま私の元に向かってゆっくりと歩いてくる。
何故か怖くなって思わずココくんの後ろに身を隠せばそんな私の襟を掴み自分の方に引き寄せた。
『コ、ココくっ…』
「他の男の名前呼んでんじゃねぇぞ」
『や、春ちゃん、血が…っ、』
「あー？俺のじゃねぇし」
春ちゃんから逃げようとすればそれを面白く思わなかったのか首に思い切り噛み付く春ちゃん。
声を出せば春ちゃんは怪しく笑いさらに噛み付く力を強めた。
いたい、痛い痛いっ…
助けて、と言うように涙目でココくんの方を見れば呆れたように春ちゃんを私から引き剥がしてくれた。
「ここでやんじゃねぇよ」
「関係ねぇだろ。Aみて勃たせてんじゃねぇぞコラ」
「別に勃ってねぇよ」
そんな会話をする2人を置いて、私はその場から逃げるように去った。
もう鍵とかどうでもいい。
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蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 春ちゃんさいっこうじゃないですかあああ！！作者様天才すぎる！！！ (11月27日 23時) (
レス) @page39 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
一尺八寸一犀 - 春ちゃん〜…あ〜もうすっごい好きです///愛してるってなんですか！？愛してるって！！え、カッコ良過ぎるんだけど！？竜ちゃん蘭ちゃんも素敵でした……///もうずっと読んでいたい╰(*´︶`*)╯♡ (9月4日 23時) (レス) @page39 id: 605bcc3c89 (このIDを非表示/違反報告)
NA - 春ちゃーーーーーん素敵すぎます！最後の''愛してる"カッコイイ☆夢主ちゃんもお幸せに♡ (2023年3月21日 10時) (レス) @page39 id: 9c547ad202 (このIDを非表示/違反報告)
宇治(プロフ) - オールして読みました、ガチ尊い。叫びたいけど時間的に無理だ🥲🥲🥲🥲 (2022年12月25日 5時) (レス) @page39 id: 3e85deed6b (このIDを非表示/違反報告)
やほやほ〜 - 蘭ちゃん=優男 竜胆=ツンデレ神 春千夜=すれ違い彼氏でいい？ (2022年9月3日 17時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年11月16日 19時
