7 ページ7
未来に戻ったらまたファミレス行こうかな。
そんなことを考えながら再びハンバーグに手を伸ばそうとすると、目の前のハンバーグがなくなっていることに気づいた。
鉄板の上には野菜しか残っていない。
反射的に万次郎の方を見ると、お子様セットじゃない何かを頬張っていた。
まさか、とは思い私は恐る恐る声をかける。
『え?食べた?』
「…食ってない」
『正直に言ったら許してあげる』
「…食った。…いてぇ!」
そう答えたと同時に万次郎の頭を思いっきり引っ叩いてやった。
こいつ、私まだ半分も食べてなかったぞ。
「いいじゃんお前いつも食わねぇし!」
『今日は食べるの!』
「ほんと意味わかんねぇやつ」
『うっさい私のハンバーグ返せ!』
そう言って再び万次郎の頭を叩くとぐずり始めた。
あーあ、ご飯と野菜しか残ってないよ。
そう思ってしゅんとしているとぱーくんが私のお皿に自分のステーキを半分置いた。
驚いてぱーくんの方を見ると、少し照れたように言う。
「俺…今日腹そんな空いてねぇし食えよ」
『え、いいの?嬉しいありがとう!』
私がそうお礼を言うと鼻を掻きながらおう、と返事をした。
それをみていた場地が口を開く。
「お前さっきめっちゃ腹減ったって言ってたじゃん」
「は、言ってねぇし!」
それからなんか言い合いを始めた2人だけど、首突っ込むとめんどくさそうだから放っておいた。
それから食べ終わり、家に帰る。
久々の感じに疲れたのか、お風呂に入りベッドに寝そべる。
疲れたけど、楽しかったな。
目を閉じれば眠りに着くのは一瞬で、すぐに夢の中へ入っていった。
641人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙耶(プロフ) - ハッピーエンドで安心しました!作者さんありがとう♡ (2022年6月21日 19時) (レス) @page30 id: 5943b8e857 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 苺ミルク飴さん» ありがとうございました!マイキーには独占欲強めでいて欲しいと言う勝手な願望です笑別作の方も是非お願いします! (2021年8月15日 1時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - ピッキーさん» ありがとうございました!内容薄すぎる作品になっちゃいましたがそんな風に言ってもらえてすごく嬉しいです! (2021年8月15日 0時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
苺ミルク飴(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!!マイキーの独占欲がすごくて読むたびニヤニヤしてました笑夢主ちゃんもとても可愛くて、読んでいてすごく楽しかったです!別作の方の更新頑張ってください!応援してます! (2021年8月14日 23時) (レス) id: 976df8db05 (このIDを非表示/違反報告)
ピッキー(プロフ) - 最後まで、読ませていただきました!とっても、面白かったしハッピーエンドで終わって本当に良かったなぁと思いました!ありがとうございます! (2021年8月14日 20時) (レス) id: 277d56b499 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みや | 作成日時:2021年8月7日 21時