私の恋は未完成【影山飛雄】

４.未完成 ページ6

影山「お前、去年の.....名前は知らない。」

日向「お、おれの名前は日向翔陽だ！一回戦で負かしたチームのことなんか、

覚えてないかもしんないけどな！」

影山「....お前のことはよく覚えてる。」

貴方「えと.....ああ」

そういえば、中学の時試合で当たった気がする。

日向翔陽...翔陽君っていうのか......

貴方「私は黒木A。私も高校１年生なの。よろしくね！翔陽君。」

私は翔陽君に挨拶した。

日向「あ、これはどうも....」

すると、影山君が、

影山「くそヘタクソなヤツ。」

といった。

貴方「もう、影山君」

呆れた私だったが、

日向「....ば、馬鹿にすんなよ。たしかに、あの時はボロ負けしたけど、

次は負けない！」

影山君にこんな堂々と攻撃的になる人は初めて見た。


宣戦布告ってやつですね。

日向「っていう風に固い決意してきたのに、なんでおまえがいるんだ！

同じチームにいたら倒せないじゃないか！」

あ...確かにその通り。

ということは、翔陽君もバレー部入るんだね。

日向「もっとほかに、強豪ってところあんだろ！」

影山「え....」

日向「なんでそっちいってないんだよ！？」

影山「...........」

すると影山君は黙ってしまった。

あ、言いたくないんだね。

影山「県内一の高校には....落ちた。」

日向「落ちた？コート上の、王様なのに...？」

あ、それいうと

影山「その呼び方、やめろ！」

影山君はきつく翔陽君に言った。

日向「え...」

5.未完成→←3.未完成

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す