氷が一粒 ページ2
Side.you
リ「ボクが…絶対絶対正しいんだァァァッッ！！！！」
風に乗ってそんな声が聞こえてくる。
それと同時に暗くなり、荒れ果てる空。
…コレッテ…！
『イデア、イデア！！』
イ「誰かオバブロしたんですねわかります」
『サッスガよくワカッテルネ！ソウ！リドルがオーバーブロットしたみたいナンダ！！』
イ「リドル氏…って、確かハーツラビュル寮の寮長でござったか？」
『ウン！クックク、リドルはイツかオーバーブロットすると思ってたンダ！
なんてったッテ、リドルは親のキョウイクが厳しかったカラネェ…』
イ「A氏のその情報収集力ほんとどうなってんの？？」
『キギョウヒミツダヨ。サァて、じゃあボクも一緒にオバブロしてくるヨォ！！』
イ「いってらー」
もはやボクのオバブロは日常茶飯事なため止める素振りすら見せてくれないイデア。
3秒後にはもうヘッドホンをつけて集中してしまっている。
ホ〜ント神だケド…チョット悲しいナァ。
マッ、モウ慣れちゃったケドネ！！
ボクはいつも通りの笑顔をつけて扉を開けた。
サ「やぁ、笑顔の小鬼ちゃん！」
『…』
パタンと扉を閉じる。
…ン？？なんでサムサンがいるノ？？？購買部ドウしたノ？？？？
もう一度扉を開けてみる。
サ「やぁ、笑顔の小鬼ちゃん！(二回目)」
『…』
またパタンと扉を閉めようとしたとき、ガッと足が挟まれた。
ウワ〜、痛そう…。
慌てて扉を開けてあげると、サムサンのにっこり笑顔が目に入った。
目笑ってナイヨォ？
サ「ちょっと酷いじゃないか、笑顔の小鬼ちゃん…。足を痛めたよ？」
『ソンなコトより、なんでサムサンがココに？？』
サ「クルーウェル先生からのお達しでね。
“今ローズハートがオーバーブロット中だ。ということはスフィオンもオバブロしようとするはず”
って言われてさ！」
『ソレでキたノ…？』
サ「流石にオバブロしようとする生徒は見過ごせないからね」
『ﾁｯ、ｸﾙｰｳｪﾙﾒ…』
サ「何か言ったかい？」
『ナーンニモ！！デモ酷いナァ、ボクがオーバーブロットするワケが…』
オ「あれ、さっきA・スフィオンさん、『オバブロしてくるヨォ！！』って」
『チョ、チョットオルトクン！？イツの間に！？』
サ「おや？じゃあ行かせるわけにはいかないね！」
『エ、チョ、覚えてろヨクルーウェルゥゥゥ！！！』
イ「みんな拙者がいるのお忘れか？？？」
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ユアさん - なんでやろ…マホたそに見える (7月28日 19時) (
レス) @page6 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - かふかすかるさん» 夢主くんの喋り方は完全にマホロアにしてるからですね…！！() コメントありがとうございます！ (2021年9月11日 10時) (レス) id: fee00d9c4b (このIDを非表示/違反報告)
かふかすかる(プロフ) - なんかすごいマホロア感感じました！ (2021年9月11日 1時) (レス) id: 2497b8742f (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - 雨の夜さん» 優男とか通り越してもはや出来る男のクル先← スフィオン家に不幸が襲うまであと5…4…() (2021年5月10日 20時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
雨の夜 - 何かを察した出来る男クル先← 真面目にスフィンオス家だけはバットエンドになって欲しい(真顔) (2021年5月10日 18時) (レス) id: 1e59db50fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶぃ、さいん | 作成日時：2021年4月4日 15時
