【ブラッククローバー】 さぁ、取り引きを始めよう。

対価 その24 ページ25

Aside

ヤミ「夜も遅せぇんだ。今日は大人しく寝てな」

A「……そうしますさね」


どうやらこここら逃げるには時間がかかるな。


しかも迂闊に逃げたらヤミ・スケヒロが何を言うか分からない。


ユリウスめぇ…!!とんでもない監獄へと送り込んでくれたな!!!




──朝──




A「く、くそ……！なんで一夜で道が変わってんだよ!!」


広間へと向かう道が何故かトイレに繋がってるんですが本気で幽霊の仕業なんですかね。


いつになったら出られるんだよー!!


ノエル「あれAじゃない、おはよう」

A「ノエルさぁぁぁぁぁぁぁん！！！！」

ノエル「な、なによ急に!?」

A「道が分からなかったんですよ!!あぁ良かったぁ！！」

ノエル「ここはどれがどこへ続く一部か覚えないと出られないわよ」


迷路じゃないっすかそれ!?


それを普通に歩ける黒の暴牛のハイスペックさね。


ノエル「わ、私が一緒に行ってあげても、いいわょ、広間」

A「それじゃあお願いします」

ノエル「う、うん！(ﾊﾟｧｧ」


急に明るくなったな王族様。


友達1号的な？？


それは嬉しいね


──────広間──────



マグナ「お、ノエ公と………お前かよ」

ノエル「お、おはよう」

A「私ですみませんでしたね」

マグナ「別に……」

アスタ「ちょ、マグナ先輩もAも喧嘩しないで下ぁさい!!!ここは仲良くしましょうよ！！」


いや無理です。


私この人にクズって言われましたから。


確かに私の発言はクズだったし私がクズなのも認めるけどクズと呼ぶ人を好むなんて私のプライドが許せないしクズを見下す貴族どもと変わらないしかも無力なのは事実なんだからさっさとm(((((((((


ゴホン、結論、


無理です。


ヤミ「ようお前ら」

チャーミー「団長おはよう、朝からこれ食うてみ？な？？」

ヤミ「有難く遠慮するわ」

バネッサ「おはよう団長!!」

マグナ「ヤミさんはざっす！！」

ラック「ねぇ団長、僕と殺ろうよ」

アスタ「おはようございまぁぁぁす!!!」



相変わらず騒がしいねぇ。


団長大好きかこの団は。


ヤミ「なんだ逃げてないのかお前。面白くねぇな」

A「一度このアジト入ったら簡単に出られなかったんで。てか面白くないって」


こんなこと言っていいのかよ団長が。


ヤミ「あそうだ、お前確かAだったよな。魔法騎士団本部がお前を呼んでるぞ」

A「は？本部？？何故に」


ユリウスめ、次は何を考えて。

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