対価 その25 ページ26
Aside
ヤミ「今から団長会議がある。そこでお前について旦那から話があるから連れてこいだとさ」
A「はぁ。分かりました」
やっぱりユリウスか。
私を黒の暴牛という名の監獄に入れた次の日に呼び出しとはいい度胸してるよほんと。
あと私今金貨ないから簡単に魔法使えないんだよね。
あーほうきでいくしかないかー。
ノエル「い、行ってらっしゃい!!」
A「…………行ってきます」
久しぶりだなこの言葉言うの。
誰かが見送るなんて最近はなかったからな。
さぁ行くか。
───魔法騎士団 本部───
ヤミ「連れて来ましたぜ、旦那」
わぉ。騎士団団長勢揃いでっさぁ。
みんな威厳あるなぁってあれ?なんかめっさ若い人いない??あれで団長?
すご。
ユリウス「朝早くからごめんねA」
A「謝るくらいなら呼ぶな」
シャーロット「相変わらずなんて口を……!!」
ノゼル「………」
リル「うわぁ年が近いかも!!」
ユリウス「アハハ。まぁまずは皆席に座ってよ」
ユリウスがそう言うと団長達は椅子に座り、私も用意されていた近くの椅子に座った。
ユリウス「まずはこの前のダイヤモンド王国との戦いについて。被害は結構出たものの止められたのは幸いだった、皆お疲れ様」
すごい澄ました顔してるな、仕事の顔か。
これが仕事のできる人間の裏ゴホンゴホン鏡か。
ユリウス「あと知ってる人もいると思うけど、このAについてだ。彼女は今から正式に魔法騎士団に入る。黒の暴牛にね」
A「あぁそうなん、だ……………はぁぁ?!?!?」
ヤミ「え、マジかよ」
A「いやなに勝手に決めてんの!?私は嫌だよ、ブラックマーケットに住むんだから」
ユリウス「それで今後のことだけど」
A「だから話聞けやぁ!!」
コイツ、一体何を考えてんの!?
遂に権力ふるって強行手段かよ。
大人気ねぇな!!
フエゴ「その前に魔法帝、彼女は誰です??」
ユリウス「そうだね、紹介しよう。じゃ、A自己紹介して」
A「は?するわけないでしょ」
ユリウス「しろ」
A「おい。ついに本性出たな」
ユリウス「いいから、ね」
A「…………A・アルセウル」
全-A「「「アルセウル!?!」」」
フエゴ「アルセウル!?魔法帝、まさか」
ユリウス「あぁそうだ。この子は………………
王家の生き残りだ」
イヤだな、この王家と聞いた皆さんの顔。
王家は一体、なんだったんだよ………
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました!涙脆い私だけなんでしょうか?凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます!初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか?そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パパゴラス3世 | 作成日時:2018年12月29日 20時