対価 その26 ページ27
Aside
ノゼル「このような者が生き残り??ハッ!!王家の名も廃るな」
この人、遠慮ってものがなにもないな。
当たってるからなにも言わないけどさ。
ユリウス「信じられないと思うけど、本当に王家の人間なんだ。もしこの事が敵や国民に知られたら混乱を招かねない、それに首を狙われる。だから彼女を魔法騎士団の中に隠しておこうと思う」
リル「僕は賛成ですよ!でもなんでヤミさんのとこなんですか」
ヤミ「それどういう意味だテメェ」
リル「あ、いや!もっと実力あるところの方が守れるんじゃないかなってことです……ちょヤミさん刀しまって下さい!!!!」
ジャック「まぁ落ち着けよい、ヤミ」
呑気だなぁなんか、もっと真剣な話し合いが行われるって思ったのに。
ヴァン「僕も賛成だ。王家は国民の目についてはいけないしね」
ヤミ「なに良い奴ぶってんだよ仮面野郎」
ユリウス「まぁまぁ、皆賛成ってことでいいかな?」
ユリウスがそう問うと意志を示してない団長たちは首を縦にふる。
ユリウス「あとヤミはAに任務も任せていいよ。正式に入ったんだし」
ヤミ「マジっすか。でもコイツ何の魔法使えるんです?うちの新人共と競えるぐらいの魔法じゃないとやってけませんぜ」
ユリウス「そこは心配いらないよ。彼女はとても優秀な人材だから」
またこの人は、嘘をついた。
裏のないその笑顔は平気で綺麗事を言う。
私は卑怯な真似をしなければ生き残れないのに、そんな勘違いするようなこと言わないで欲しいな。
ヤミ「へぇ、アスタにまんまとやられたのにな」
A「なんですその目は。あれはちょっと気を抜いただけです」
ヤミ「ふーん」
A「それとユリウス、もう金貨が尽きそうなんだけど」
ユリウス「じゃあ終わったら追加の金貨をあげよう」
リル「さっきから思ってたんですけどAさんと魔法帝ってどんな関係ですか?」
ユリウス「Aは僕の娘、かな」
リル「む、娘!?!てことは魔法帝も王家と関わりが……!」
A「ユリウスはただの育ての親ですよ。私を拾ってくれた」
こんなの言いたくないけどねほんと。
ジャック「まぁ裂きがいのない奴には興味ないがな」
A「裂きがいって、殺さないで下さいよ」
リル「それより、Aさんはなんの魔法を使うの??」
A「えっと………私の魔法は、き、金貨がないと使えないんです」
これはあながち間違ってない。
ああこれで興味無くしてくれないかな
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました!涙脆い私だけなんでしょうか?凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます!初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか?そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パパゴラス3世 | 作成日時:2018年12月29日 20時