【まふまふ】歌い手の知識は皆無ですが？【歌い手】

７６話 ページ33

まふ君の熱も下がって、帰ろうかと考えたけど、ここで帰ったらまた仕事するな

ここで無理したら熱ぶり返す

なら、残るかー


なんて考えながら、何を話すか考えてた

その時ふとよぎったのはそらるさんの言葉


『いつ、だれにまふを盗られても文句言えないよ？』


なんでよぎったのかはわかんない

もう気づいてるんだ、好きだってこと

なら、遅かれ早かれいうべきことなんだと思う

恋愛経験なんて無いに等しいけれど、それでも、好きって気持ちに嘘はない


まふ君がベットで横になってるから、ベットに背中を預けて座って話しかける


「ね、まふ君」


「なにー？」


「まふ君って体弱いの？」


「強くはないかな？」


「そっか

じゃ、これから先まふ君が体調崩したらあたし、ずっとそばにいてあげるね

看病したげる」


まふ君のほうは恥ずかしくて見れないけど、きっとまふ君はびっくりしてる


「それって・・・え？

どういうこと？」



恥ずかしくて、答えられない


好きな人に好きだってことを伝えるのってこんなに難しいんだ


「じ、自分で考えて」


そっけなくなっちゃったけど、許してほしい


「ね、Aちゃん、僕はさ」


そういって、話を切り出すまふ君


返事言われるのかな

こわい



「僕は、体調崩した時以外もそばにいてほしいんだけど」



彼から返ってきたその言葉


うれしさと恥ずかしさが混ざって混ざって仕方がない


「僕、Aちゃんのこと好きなんだ

付き合ってくれない？」


改めて言われた

こんなの答えは１つしかない


「もちろん」


恋ってこんなにいろんな気持ちが交差するもんなんだね



恥ずかしくて彼のほうを向けなかったけど、いつかはちゃんと向き合ってはっきり言いたいな


好きだよって



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結論：私に恋愛は向かない・・・


告白シーンだいぶ雑い(笑)

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