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雪の話
国木田「解りました。では、依頼お受け致します。」
雪「あっ、あと
これって病気ですかね?」
ナイフを取り出して、国木田くんごめんねえ。
ちょっと腕借りるよ
雪は常に持ち歩いているバタフライナイフをブレザーのポケットから取り出し、思い切り国木田の手の甲に刺した。
グサッ
あっやべ深く刺しすぎた
国木田「なっ、なにをするっ!」
雪「死神の精度。」
シュゥー《異能力発動中》
あーやっぱり。結構深かったね。謝ろ。
雪「すみません。国木田さん、突然こんなことして。驚かれましたよね。」
国木田「お前っ何者だ。」
雪「国木田さん、手の甲は痛みますか?」
国木田「手……痛くない……だと?
だが、あの時お前は確実に俺の腕を刺した。
刺された感覚もあった。なのに、
何故、傷がないんだ……!?」
雪「国木田さん。これは病気でしょうか。私、他人の傷や痛み、体の不調の原因を自分に移せるんです。」
あ、結構血が出てるわ。痛みの感じは擦り傷ぐらいだけど。痛覚鈍くて助かったわ。
てか国木田くん顔酷いな、うん。
顔真っ青だよ
どうしたの
私の手を凝視しているよ。
何かあるのかな?
どうしよう
血がとめどなく出てる。
嫌だなぁ、只でさえ貧血体質なのに。
あ、そろそろ倒れる。
意識なくすなこれ。
取り敢えず謝っとくか
雪「国木田さん、ご迷惑おかけしま」
バタッ
国木田「伊坂さん!?取り敢えず与謝野先生に診せなくては、与謝野先生、与謝野先生!居らっしゃいますか!」
倒れた雪を抱えながら戸惑ったように声を張り上げている。
伊坂雪、早くも危機だよ。
ラッキーアイテム
麦わら帽子
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テルハ(プロフ) - テルハでっす。現在、少しずつ表情や描写を変えています。そのせいで新しい話が書けない状態が続いていますが、どうか皆様どうか愛想をつかないで下さい!よろしくお願いします! (2017年11月26日 12時) (レス) id: efc0390373 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - テルハさん» うん。わかった。体調には気を付けてね?透雪さんにもいったように気にしてないよ。更新頑張ってね!! (2017年11月9日 6時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
テルハ - 朝霧 おちあさん» テルハでっす!更新が滞りすみませんでした……。体調不良や用事が重なり書く暇もなく……なのでどうにか更新するために合作という手段を取らせて頂きます!本当にすいませんでした!謝罪文なので一応敬語ということで…… (2017年11月9日 1時) (レス) id: efc0390373 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - 透雪さん» 大丈夫ですよ!!気にしてないですから♪更新、頑張ってください!!楽しみにしてます!! (2017年11月2日 20時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
透雪(プロフ) - 朝霧 おちあさん» わぁ、お早い反応ありがとうございます!みなさんが楽しめて私も楽しめる様に頑張るので、これから宜しくお願いします!あと、何の前触れも無しにいきなりの形になってしまってすみません。 (2017年11月2日 18時) (レス) id: 977274bf9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テルハ ・ 透雪 | 作成日時:2017年7月13日 20時