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『そうえば、私と芥川くんが出会った日に食べたのも、咖喱だったね』

ふと、そんなことを思い、気づけば声に出ており、
芥川くんはその言葉を聞くと飲んでいた水を静かに置き、こちらを見た。

芥「そうえば、そうであったな。
あの時僕に咖喱を出してくれたこと...誠に感謝する」

『えっ、いやいやもういいって!
それを言えば私なんかあんな挙動不審だったのについてきてくれてありがとうだし....』

芥「...たしかに、あの時Aの『ねえ、私の家に泊まってかない?』は初対面で言うことではなかったな」

『そ、それは.....すみませんでした...』

なかなか芥川くんも言うようになったな、なんて少し嬉しく思っていれば、いつの間にかラストオーダーの時間となっており、
お会計をして店を出た

『あ、見て!綺麗な満月だよ!』

お店を出て空を見上げれば、普段は見かけない月がくっきりと見えた。

『綺麗な色〜.....青色みたいだね』

そう言いながら、芥川くんの居る後ろを振り向けば、じっと唖然とした表情で月を見上げる芥川くん。

『....芥川くん?』

芥「!.....すまない、少々考え事を」

そう言った芥川くんは薄らと眉間に皺を寄せていた。
もしかしたら、"元の世界"のことを思い出して、悲しくなってしまったのだろうか。

そう思うと、ちくりとせつない気持ちになった。

『....どうする?そろそろ見に行く?』

その気持ちを紛らわすように、私は芥川くんに提案をした

芥「..嗚呼、そうだな」

芥川くんも、少し間を開けた後、それに了承し、私の横を歩いた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
作者からです!

なんとですね、この「散歩してたら推し拾った」のお気に入り登録数が23人となりました!!
あれ..?この前まで19人だった気が....
沢山の方に見ていただけて本当に嬉しいです!
でも増えてく分期待に添えているのか不安です...😖
それに、お気に入り作者登録をしてくださった方もいて...本当にありがとうございます!😭
これからも皆様の期待に答えれるような作品になるよう心がけていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします!

あと毎回言いたかったんですけど、
更新を日が変わってからとか変な時間帯にしちゃって申し訳ないです...今後日中にできるように心がけます!

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紗雪(プロフ) - やつがれくん.....もうめっちゃ好き! (10月22日 16時) (レス) @page39 id: fc2b6b5dfb (このIDを非表示/違反報告)
○8○(プロフ) - やつがれくん…好きっス… (10月11日 7時) (レス) @page34 id: bcf389227d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - スゥッッ...愛してます() (9月22日 18時) (レス) @page24 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
本の世界にいきたい(プロフ) - スッ…………好き(語源力) (9月13日 0時) (レス) id: 1975082612 (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - コメント失礼します!やつがれ君かわいいですww更新ゆっくりでいいので頑張ってください! (9月11日 19時) (レス) @page16 id: 384241b2c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もすこみゅーる | 作成日時:2023年7月17日 21時

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