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Aside
「右京さん!これお願いしてもいい?」
『はい!』
今は17時頃、そろそろ帰る準備しようかなと考えていたところ、先輩に仕事を任せらせ、
現在パソコンとにらめっこ中
『(今日何食べようかな)』
なんて考えながらパソコンに文字を打ち続けていれば、
「おいおい、そんな呑気なこと考えてて大丈夫かー?」
『!』
真横から声が聞こえ、ハッとしてそちらを見た。
するとそこには
「今日何食べようかなって..(笑)お前料理できたんだな」
会社の先輩、鈴谷先輩だ。
鈴谷先輩はケラケラと笑いながら私の顔を見ている。
『なっ、料理の一つや二つできますー!』
先程言われた"お前料理できたんだな"に思わず反抗する。
それがまた子供っぽかったのか、先輩は笑った。
鈴「てゆーか、Aがぼーっとしてるなんて珍しいなー
もしかして、....彼氏か?」
『ぶっ、!』
鈴谷先輩がそう言った瞬間思わず飲んでいたお茶を吹きそうになる。
鈴谷先輩はそんな私を見て"ははーん?"とニヤニヤと笑みを浮かべている。
やってしまった、なんて思ったのもつかの間、その日帰るまで先輩にいじられ続けた。
鈴「ねー彼氏さんと仲良くしてr『うるさいです先輩!!!!』」
*
今は18時過ぎ、芥川くんに言っていた時間と外れてしまったけど、そこまで問題は無いだろうとエレベーターに乗り込む。
『...ほんとに今日のご飯なににしよ』
先輩にからかわれたせいでまともに考えられなかった夕飯。
いや仕事中に考えることじゃないのはわかってるけど....
今まではひとりだけだし、疲れて食べない日やコンビニ弁当とかで済ましたりしていたけど、
今は芥川くんがいるし、そんな生活を芥川くんにまでさせる訳にも行かない。
だから考えていたけど
『ほんと思いつかないいぃ...』
普段まともに料理しないのが裏目に出て、夕飯が全然思いつかない。
思いついたとしても、今の季節には合わないものだし。
どうしたものか、なんて考えていればエレベーターが1階に着く。
その時、同期の女性二人とすれ違った。
大して親しくもないから挨拶だけだけど。
かるく会釈をして、2人とすれ違った時、2人から
「外にいた人誰待ちなのかなー?」
「イケメンだったねー!彼氏さんかなあ..」
と声が。
え、嘘。イケメンいるの??
気になってしまった私は歩くスピードを少し早た。
──────
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紗雪(プロフ) - やつがれくん.....もうめっちゃ好き! (10月22日 16時) (レス) @page39 id: fc2b6b5dfb (このIDを非表示/違反報告)
○8○(プロフ) - やつがれくん…好きっス… (10月11日 7時) (レス) @page34 id: bcf389227d (このIDを非表示/違反報告)
オタク - スゥッッ...愛してます() (9月22日 18時) (レス) @page24 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
本の世界にいきたい(プロフ) - スッ…………好き(語源力) (9月13日 0時) (レス) id: 1975082612 (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - コメント失礼します!やつがれ君かわいいですww更新ゆっくりでいいので頑張ってください! (9月11日 19時) (レス) @page16 id: 384241b2c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もすこみゅーる | 作成日時:2023年7月17日 21時