【イナオリ】ノーイナズマ、ノーライフ

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「特攻！バッファロートレイン！！」



ペク・シウ、ソク・ミンウ、イ・ドンヒョクによる必殺技で氷浦が抜かれる。

そして、ペクはそのまま攻め続け、ゴール前になるとシュートを打つ。



「レッドブレイク！！」


「させるか！スピニングフェンス！」





負けじと、風丸が対抗し必殺技を出す。




『ねえ今見ました？風丸さんの新しい必殺技ですよ？美しすぎないですか？もうなんなのしんどいかっこいいいい流石風丸さん！！』


「だからって真顔で連写するなよ」




怖えよ、と剛陣先輩に言われる。

あらやだ！風丸の美しさが貴方にはわからないのかしら！？

日常生活ではママポジとして皆を見守ってて、でも試合が始まれば積極的にボールを取りに行って…初期では裏のキャプテンなんて言われてたりしてそれはもう大活躍！！！

…と、まぁ、あまり言いすぎると完全に杏奈ちゃんに口を聞いてもらえなくなるのでやめておく。





「相手の動きが変わりましたね。ラフプレーが多いようですが」


『韓国はラフプレーが基本だからね。個人的に見てて痛々しいから、余り見せないで欲しいなぁ』


「…本当にそれだけですか？」


『いや？別に？風丸さんにぶつかりにいくとか失礼極まりないなクソ野郎とか思ってないからね？』


「(思ってるんですね…)」





ラフプレーは本当に無理。見てて相手に一発かましたくなるよね。こう、右ストレートで。と西蔭に言うと、物騒、と小声で言われる。聞こえてんぞ野坂信者。

でもアニメでも見てて思ったのは、キャプテンのソクさんは凄い良い人そうなんだよなぁ、顔が好みってのもあるけど。

それで言ったらシクくんも凄い良い声してるよね。プレーは好きじゃないけど、声は聞き入っちゃう。流石小野賢章さん。





「バイソンホーン！！」






おっと、駄弁っているとシクくんがこちら側のゴールに攻めてくる。

…あれ、前見えないのによく突進できるなぁ。それ言いだしたら他の必殺技でもそうだけど。

いつか人にぶるかるよ。そう、私とか私とか私とか()





「風神！雷神！」






ゴールを守る円堂の元に、一人の選手が砂埃を起こす。私たちは砂埃でキャプテンが見えない為、その間にボールが入れられる。





「あれを反則として扱うのは難しそうですね…」


『はぁ？あの審判本当に日本人なの？日本人だったらぶっ○すぞ』


「怖いでゴス」

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