5i ページ27
「そう言えば、一年前、君に言ったよね「今度僕の言うこと聞いてね」って」
「えっ!なんでそんなこと覚えてるの!?」
「まだ言うこと聞いてもらってないから?」
「えっ!十分聞いてるでしょ!」
「ねえA、一緒に住もう」
「えっ急」
「君だって毎月家賃払わなくて良くなるよ」
「それ私しかメリットなくない?ていうか一緒に住んだとしても光熱費とか払うし」
「僕には君とずっと一緒にいれるっていうメリットがあるけど」
「〜っ!一緒にいれるのはお互い様じゃん!」
「そう思ってくれるくらいには僕のこと好きなんだ」
「好きだよ…こういう気持ち、好きって言うんでしょ………」
「うん。僕もAのこと好きだよ。愛してる」
「…ありがと」
「照れてるの?可愛いね」
「照れてない!」
「一緒に住んだら、毎日キスできるね」
「一緒に住んでなくてもしてくるじゃん」
「最近はしてないよ?」
「まあ、そうね」
「ねえA、好きの反対ってキスになるね」
「私のことずっと好きってこと?」
「キスしたいってこと」
「私はたぶん、征くんのことずっと好きだよ」
「たぶんとか要らないから」
「じゃあ、ずっと好き…」
そう言って二人で唇を重ね合わせた____
104人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てけてけ(プロフ) - 北狐さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです。励みになります。 (2020年3月6日 11時) (レス) id: 8b7a3ff51f (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - とても面白いです。久々に黒バスの作品を読んで、ワクワクしています笑 更新楽しみにしています。 (2020年3月5日 0時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てけてけ | 作成日時:2020年2月16日 1時