向日葵のような笑顔を＋ (ページ11)

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モーニングコールページ11

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智ｓｉｄｅ

和が五十嵐家の五男坊になって２ヶ月。

季節は夏へと移り変わり、暑い日が続いている。

「さとにぃ、あさだよ！！
　おきなきゃダメって、しょうにいが言ってるよ！」

最近の朝の日課。

和のモーニングコールｗ

おいらもう、コレなしじゃ起きられないｗｗ

和もこの家に慣れたようで、おいら達のことも
兄ちゃんって呼んでくれて。

この２ヶ月で体重も３キロ増えたんだよ！？

まだまだ同い年の子に比べたら成長は遅いけれど、
スクスク大きくなっています。

「さーとーにぃーーー！！おきてぇーーー！！！」

小さな体でおいらの体を必死に揺する和。

起きてるよ？
起きてるけれど、この可愛い子を少しでも独り占め
したいじゃん？？

「何してんの、和？？」

「まさにいちゃん！！
　さとにいちゃんがおきてくれないの！！！」

たまたま通りがかった雅に助けを求める和。

「そういう時はねぇ～・・・・・・」

雅が何かを吹き込んだと思ったら

「さとにぃ、かくごーーーーーー！！！！」

って和の叫び声と共に、
ずしっとおいらのお腹に重みがかかった。

「やったな、かず～！！！」

おいらのお腹の上にダイブしてきた和。

コチョコチョで反撃してやれば、
キャッキャと声を上げて笑ってる。

こうして笑えるようになって良かった。

「智兄！！雅！！和！！朝ご飯！！！
　いつまでも遊んでないで、起きてきなさい！！！」

今朝も最終的に翔に怒られてｗ

おいらたち３人、慌ててリビングへと向かうのだった

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