玉狛のお姫様はボーダー最強 10

番外編 三雲隊 ページ1

〜A〜



修くんの隊に仮入隊したのはいいけど特にする事がない


防衛任務はないし、玉狛でB級ランク戦に向けて作戦会議



私も参加していいのかな？



宇佐美｢Aちゃんならどんな作戦にする？｣


｢え！？あ……うーん｣


次は鈴鳴第一と那須隊か


村上先輩は手強いからな


遊真くんの積み上げた重みがえれば互角だとは思うけど……



遊真｢村上先輩は中々強いな｣


｢戦ったの？｣


遊真｢うん。あのサイドエフェクトは凄いな｣


｢強化睡眠記憶だよね。いいな。私もあれ欲しい｣


修｢欲しいって……。Aには共感力があるじゃないか｣


｢もっと使えるのが良かったの｣


共感力なんて戦闘にあまり使えないし


むしろ声が聴こえすぎるから邪魔



菊地原先輩のは使いこなせるようになるまで時間かかりそう


迅さんのは……期待されすぎて疲れそう




そういうのも諸々含めて強化睡眠記憶がいい




宇佐美｢話しが脱線してるよ｣


｢ごめんごめん。作戦か……。そうだな。両チームともエースが強いからな……

いっその事、村上先輩と那須先輩をぶつける？

で、2人が弱ったところを後ろから仕留める｣


遊真｢意外とセコいな｣


｢だってさ。絶対遊真くんをマークしてくるじゃん｣


修｢あれだけ派手に暴れたからな｣


遊真｢いやいや。実力ですので｣


遊真くんの謙虚がちょっとおかしい



自信の表れだろうけど



頼もしいけども



遊真｢Aでも村上先輩には勝てないのか？｣


｢あはは。絶対勝てないよ｣


アタッカーNo.4だよ？


無理無理



ハンデとして利き手を落としてくれるなら……いけるかな？

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