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13話 ページ13

「ここの新しくできたショッピングモールとかどうかな?私もノート買いたくて。」

「じゃあ行こ。」



無一郎はAの服の裾をくいっと引っ張った。流石の無一郎も付き合ってもいないのに手を繋ぐ勇気はないらしい。

結婚する?と聞く勇気はあるのに。(謎)


Aは無一郎の仕草がいちいち可愛らしいものだから本気で女子を辞めたいと思った。(後日談)



「わー、結構大きいところなんだねー。」

「迷子にならないでね?」

「中二に迷子の心配される高一って何。」



そこら辺は有一郎らしさが醸し出されるよね、と呟くと無一郎はそうかな?とすっとぼける。絶対に確信犯。



「無一郎君はどんなものをお母さんにあげたいの?」

「うーん…日常生活とかで気軽に使えるのが良いなぁ。」

「なるほどねー。じゃああの雑貨屋さん見に行かない?」



Aが指さしたのは年齢関係なく、誰でも気軽に好んで使えそうな雑貨が沢山置いてある店だった。

少し小洒落た感じだけれどレトロな雰囲気を醸し出していて男性でも入りやすそうなお店だ。



「Aが言うなら。」



無一郎は笑顔で頷く。
じゃあ行こっか、と今度はAが無一郎の腕を引っ張る。


長女気質な彼女は弟妹をよくこうして歩いているからそんなに気にしていなかったが、無一郎は顔を赤らめてしまっていた。

しかしこの手を放して、なんてことは言えない。折角のチャンスを逃がしてたまるものか、と。

これが惚れた弱みか。



「無一郎君のお母さんなら絶対に美人さんだろうなー。じゃなきゃこんな美形の双子は生まれない。」



そんなことを呟きながら何を買えば喜んで貰えるかを唸りながら考えるA。

そんなAを頬を赤く色付けて見つめる無一郎。


これが青春か。(片方違う)

















「無一郎君?どうしたの?」


「…炭治郎の双子の姉だもんね…うん…鈍感だよね…だよね…うん…」


「なんだろう、褒められても貶されてもいないから反応に困る。」

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とく(プロフ) - すごくいいお話でした…。涙が出るほど(笑) (7月19日 12時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
えむえいか - 貴方様は、神ですか? (2022年5月20日 16時) (レス) @page5 id: 6c61bb4c69 (このIDを非表示/違反報告)
- 神作……… (2022年5月9日 15時) (レス) @page44 id: af8576bbe7 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - たまに………たまに原作を思い出すような描写があって……目から汗が……… (2021年12月5日 7時) (レス) @page50 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴 - 炭治郎のシスコン具合がめっちゃ良かったです‼︎無一郎と有一郎がでて来るとか最高すぎます‼︎とっても良い作品ありがとうございますー! (2021年11月21日 22時) (レス) @page50 id: 378955c846 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白霞 | 作成日時:2020年6月13日 19時

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