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“近いうち、暇なときありますか？”
ビルに沿うように歩いて１０分。ようやく俺の家が見えてくる。
本当ならまだ、一緒なつもりだった。
海に行ってそのまま、あわよくば俺の家まで一緒にって。
けど 怒って帰ってしまった。
そりゃ俺も悪いけど、俺だって承知してる。
俺にはいま、真奈ちゃんっていう彼女がいて
Aちゃんにキスするってことは
浮気を意味することだ、っていうくらい。
だけど俺は昼間にちゃんと
ケリをつけようとしたんだ。真奈ちゃんにもちゃんと言えたのに。
なんで気づかない？
ただの鈍感？
俺の気持ちを伝えようとしたキスにも
“やっぱりダメだと思います”
なんて涙目になって駅の方面に走り去って。
彼女のために買ったカクテルとチョコレートが無駄に重たい。
俺はいま真奈ちゃんからのメールなんて要らない。
Aちゃんの、丁寧なあの文章と
こっちにも照れてるのが移ってきそうなあの言い方が見たい。
“俺の気持ちは変わらないよ”
きっと真奈ちゃんはまだ、俺の言ったことの重みを理解してないんだろうけど
俺は考えられないくらい、本気。
別れたいんだ。真奈ちゃんとは。
これ以上一緒に居たところで、Aちゃんへの想いが真奈ちゃんを超すことはない。
「なんで俺、あの告白OKしたんだろーなぁ…」
俺は出会った最初から、A ちゃんのことが好きだった。
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まも(プロフ) - ゆかりさん» ご感想有難うございます！可愛いですよね(*^^*) (2016年6月8日 15時) (
レス) id: 6957800e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ翔ちゃん大好き愛してる (2016年6月8日 11時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まも | 作成日時：2016年5月28日 8時
