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真「A〜、おはよ！」
「あぁ、真奈おはよ。」
昨日、海を見たあと私を気にしてくれた翔さんが送ってくれて、そのままバイバイした
別に恋人同士じゃないけど、何もなかったのが
ちょっと残念だったのもほんと。
真奈の無邪気な笑顔を見たら、そのことがぶり返して
昨日のことを思い出してにやけそうな自分と
真奈への罪悪感で苦しくなる自分の狭間で
押し潰されそうになるのを堪える。
真「やばい、今日も会議でしょ。ちょっと巻いてみた」
「あ、ほんとだ。笑 くるんくるん」
真「翔さん会社で話しかけてくんないけどね」
真奈は、セミロングの髪を女の子らしく くるくるに巻いてた。
そんな彼女に対して
昨日夜更かししたせいか、朝起きれなくて大したセットもしてない私。
もしかしたら寝癖さえ付いてるかもしれない。
「…ねぇ私寝癖ついてる？」
真「えー？笑 いつも綺麗な髪だよ大丈夫」
「や、今日は違うの」
真「そうかな〜？」
「も、お手洗いで見てくる」
真奈と話してたデスクから立って エレベータの前を通ってお手洗いに行こうとしたら
和「よ！」
って、左手で空いた扉から声が聞こえた。
「ニノさん！おはようございます！」
和「ん。なに？何処いこーとしてんの」
「…あの、私寝癖とかついてません？」
和「は？ちょっと回ってみ」
「まわ！あ、髪の毛か…」
きっと見てくれるんだろう、って素直にターンする。
和「あー、右のとこがちょっとなー。耳にかけたら？俺、髪飾り的なの持ってるよ」
そういってニノさんが鞄から可愛い青色のシックな髪留めを出してきた。
「可愛い……けどなんで髪留め持ってるんですか…。」
和「姉ちゃんが俺の車に忘れて帰ったの。捨てて良いとか言うからさ、勿体ねぇなと思って、だからやるよ」
「……いいんですか？」
和「なに、つけてやろうか？」
「い、いやいや！いいです！自分でつけます」
うちの部署以外でもファンがいるくらいのニノさんにそんなことされたら、何て言われるか分からない。
自分でつけたあとで、大丈夫ですか？ってニノさんの方を向いた。
和「お、いいんじゃん。櫻井さんも見てくれるよ」
「な、なんでそこで翔さんが」
和「だって好きでしょ」
…ちょっと、びっくり
「好きなのは私じゃないですよ」
和「……ふーん、」
じゃあ、ってニノさんは、黒い手帳を出した。
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まも(プロフ) - ゆかりさん» ご感想有難うございます！可愛いですよね(*^^*) (2016年6月8日 15時) (
レス) id: 6957800e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ翔ちゃん大好き愛してる (2016年6月8日 11時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まも | 作成日時：2016年5月28日 8時
