身体から始まる関係とはそれ即ちクズである【五条悟】

強引に…？ 2 ページ28

「お前のせいでなんか締まらねぇわ。」

『あはは、そうですか？気の所為じゃないですか？それとももう飽きたんじゃ笑？』





もみもみと脂肪を揉みこまれながら軽口を叩くAに、五条は眉間にシワを寄せる。





「…確かに。なーんか飽きてきたわ」

『私が言ったことですけど最低ですね、飽きたなら今すぐここから出ていって貰えます？』




ニコニコとにこやかに言うAを五条は眺める。



『……なんですか』

「我ながらエ ロい作品を作り出したと思って。」

『は？』

「ちゃんと自分の身体見てみ。めっちゃくそエ ロい。やっべぇ勃 った」





下を見ると。



紅い跡、紅い跡、紅い跡。見えるところ全てに跡が残っている。
そして多分首にももちろん跡はあるだろうし、噛み跡も着いているだろう。





「得体の知れねぇおっさんに付けられてた時はコイツマジかやっべぇ、って思ったけどこうやって俺がつけたと思うと悪くねぇな…」



五条が笑ってAの紅い跡をなぞる。




『…これ、しばらく消えないんですけど』

「そーだな」

『痛々しいんですけど』

「何を今更。」

『ほんと最悪』

「俺は悪くねぇ気分だ」






アンタの気分なんて聞いてない。




──────────
「次は何していじめよう…」

『雇用関係解消するにはどうしたらいいですか？』

「玩具もいいなぁ」

『雇用関係やめたいんですけど』

「ロ〇ターぶち込んで、いっぱい跡付けてー…苛められて泣きそうになってるAの…」

『怖い怖い怖い怖い！！！』




なんだそのえげつない妄想は。





お互いベッドの上で正座し、向き合っての会話がコレである。




『雇用関係はどうやったら解消されますか？』

「俺が死ぬか、Aが死んだら。まぁ俺最強だから？死ぬ訳ないけど笑？」

「それ永久契約…」

『そうだよ？どこぞの馬の骨にAをやって、泣かされて、夜でも啼かされてるとか考えたらそいつ殺 しそう』

「妄想強いし怖すぎる」




コイツやべぇ。という目で五条を見るAと、至って真剣な声音で話す五条。





「そんな事になるくらいなら強 姦して手篭めにしたいなー、って思うんだよね、どう？」

『思考が最低過ぎる』

「大丈夫、和 姦にする」

『強 姦って自分で言ったよね？』

「Aは押しに弱いから押せば行ける。強 姦も和 姦になる」

『ならねぇよ』





なんだコイツ。なんだコイツ。

















……硝子、ほんとに五条君はクズだったよ。

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