か な で ろ 参 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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Aside









あれから不死川さんに呼び出されることもなく柱合会議が開かれる
正直まだ会いたくないんだよなぁ…
…でも見たいなって思ってしまう矛盾

今日は鬼を連れた隊士が来るんだという

絶対皆殺そうとかするやつや……









.





隠｢おい、起きろ
起きるんだ、起き、オイ、オイコラ、やぃてめぇ!!やい!!!!
いつまで寝てんだ、さっさと起きねぇか!!
柱の前だぞ!!｣




歳がそう変わらなさそうな男の子だ…




胡蝶｢ここは鬼殺隊の本部です
あなたは今から裁判を受けるのですよ
竈門炭治郎くん｣


煉獄｢裁判の必要などないだろう！
鬼を庇うなど立派な隊律違反！
我らのみで対処可能！
鬼もろとも斬首する！｣


宇髄｢ならば俺が派手に頸を切ってやろう
誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ
もう派手派手だ｣




父上…………こういうとこ………あるよね………




甘露寺(えぇぇ…こんな可愛い子殺してしまうなんて胸が痛むわ苦しむわ)


悲鳴嶼｢あぁ、なんとみすぼらしい子供だ
可哀想に
生まれて来たこと自体が可哀想だ｣


時透(なんだっけあの雲の形
なんて言うんだっけ)


悲鳴嶼｢殺してやろう｣


煉獄｢うむ｣


宇髄｢そうだな、派手にな｣


伊黒｢そんなことより冨岡はどうするのかね
拘束もしていないさまに俺は頭痛がしてくるんだが胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう
どう処分する、どう責任をとらせる
どんな目にあわせてやろうか｣ﾈﾁﾈﾁ


甘露寺(伊黒さん、相変わらずネチネチして蛇みたい
しつこくて素敵
冨岡離れたところにひとりぼっち、可愛い)


胡蝶｢まぁいいじゃないですか、大人しくついてきてくれましたし
それよりも私は坊やの方から話が聞きたいですよ
処罰は後で考えましょう｣




その男の子は話そうとして盛大にむせた




胡蝶｢水を飲んだ方がいいですね
顎を痛めていますからゆっくり飲んで話してください
鎮痛薬が入ってるので楽になります
怪我が治ったわけじゃないので無理してはいけませんよ｣


炭治郎｢…俺の妹は鬼になりました
だけど人は食ったことがないんです
今までもこれからも人を傷つけるようなことはしません｣


伊黒｢くだらない妄言を吐き散らすな
そもそも身内なら庇って当たり前
言うこと全て信用できない、俺は信用しない｣


悲鳴嶼｢あああ…鬼に取り憑かれているのだ
早く哀れな子供を殺して解き放ってあげよう｣

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