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Aside
あまりの驚きて屋敷を飛び出してきてしまった
一応不死川さんの本音は聞けたから目的は達成ができた
けれどそれどころじゃない
『はぁー…』
屋敷から少し離れたところにいい感じの岩があったのでそこに腰掛ける
無我夢中で走ってきたからか心臓がバクバクしている
…それは、ほんとに走ったせい?
自分で自分を問う声が聞こえた気がした
…まぁ鬼殺隊の柱やってる以上これぐらい走っただけじゃ疲れるわけがないのだけれど
『はぁああああああああ』
さっきから深呼吸しかしてない
そうでもしないと落ち着かないからだ
不死川さんはどうしてあんな事をしたのだろう?
不死川さんにとって私は妹じゃなかったのだろうか
…私も兄と思ったこと1度もないけれど
心臓がうるさい
体の熱はおさまらない
触れた唇なんて特に熱い
というかそもそもあれは何…!?
唇と唇を合わせる行為の意味はなんだ!?
不死川さんの顔があんまりにも近くにあって恥ずかしくなってでてきちゃったけど、悪いことしちゃったかな…?
…でも不思議と嫌な気持ちはしていない
烏「南南東、南南東ニ向カエ〜」
こんな色々考えててそっとして欲しいときでも任務はやってくる
とりあえず行くか…
.
.
胡蝶「…それで、なんでこんなボロボロになってるんですか?
そんなに強い鬼でしたか?」
『…いえ、いつもなら多分無傷で帰って来れてます』
胡蝶「なにかあったんですか?」
『………』
ダメだ、思い出すだけで死にそう
胡蝶「響波さん、これから時間ありますか?」
『…あ、あります』
胡蝶「では、一緒に出かけましょう、そろそろいらすころでしょうし」
『え、誰が…』
ドタドタと足音が聞こえてきた
…この音は
甘露寺「Aちゃあああああん!怪我したって聞いて心配したんだよおおおお!」
い、痛い、純粋に力が強い、痛い
『す、すみません甘露寺さん、手を話してください』
甘露寺「あ、ごめんね、痛かった!?
あと蜜璃って呼んで!!私Aちゃんって呼んだでしょ!」
…確かに、さっき名前で呼ばれてたわ
『えっと、じゃあ、蜜璃さん…?』
甘露寺「わー!嬉しいわ!!」
胡蝶「私のこともしのぶでいいですからね」
『分かりました、しのぶさん』
胡蝶「はい、ありがとうございます、Aさん!!」
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心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!何ので続けて欲しいです! (2019年11月8日 20時) (レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです!とても素敵な作品なので楽しみにしてます! (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 更新続けて欲しいです!この小説大好きなので!私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです!これからも頑張ります! (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー!!この話すっごく好きです!これからも頑張ってください! (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月5日 0時