検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:285,471 hit

006 ページ7

宇髄視点









3人「天元様、お待たせしました」


宇髄「おう、入れ」




3人に話すこと

それはもちろんあの子供のことで




宇髄「俺のな、勘ではあるんだが
あいつ、俺と同じような生活をしていたんじゃないかと思うんだ」


まきを「同じ…といいますと?」


宇髄「おれは、あの子供の家であいつを助けたんだが、
家にはたくさんの楽器が置いてあったんだ
琴やら三味線やら尺八やら太鼓やらありとあらゆる物が飾られてあった
いや…置いてあった…だな
あれはきっと、たくさん使われているからな
楽器の中には、俺は知らない楽器があったんだ

西洋の楽器なんだろうな
派手なもんだった

きっと音楽家の家だったんだろうな

毎日毎日楽器の前に座らされてたんじゃねぇかな」


須磨「そういえばさっき、年齢を聞いたのですが、
『今日の日付がわからないから年齢がわからない』
というような言葉を発していました」


雛鶴「きっと、日付もわからないほど練習をしていたのでしょうね…」


宇髄「両親が鬼に殺されたのにも関わらず、涙ひとつこぼさないどころか
『悲しくない』
と言っていた

それほど嫌悪感を抱いでいたのかもしれないな」




俺も、親が理解出来ず家を飛び出してきた人間だ

気持ちはわからないことはない




宇髄「俺は、あいつを救いたい」









生きるには俺についていくしかなかったのかもしれない

それでもあいつは、俺についてきた

嫁についていって布団に入った




俺らは大丈夫




そう思われるように




御館様が俺を救ったように




俺は、おまえを救うことを誓う

007→←005



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

たまきゆら(プロフ) - ryuu:aikaさん» ご指摘ありがとうございます!すぐに修正致しました!! (2020年6月16日 2時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
ryuu:aika - す、すいません…あの…030(ページ32)のところで雛鶴さんが「雛鶴泣きすぎ」と言っているようなんですが、ここは「須磨、泣きすぎ」と言うはずじゃ……勘違いでしょうか… (2020年6月16日 1時) (レス) id: 34e5e3f3ce (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - まーたんさん» 直しきったと思ってたのですがまだありましたか…!!探します、ありがとうございます! (2019年12月18日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
まーたん(プロフ) - 響の呼吸!よきです!!たまに響の呼吸が音の呼吸になってます(´・・`)とても面白いので続けて読ませて頂きますねっ♪ワクワク (2019年12月17日 21時) (レス) id: 8c8759d492 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 鬼滅の氷華さん» あ、いえ、責められただなんて思っていません!誤解を与える言い方をしてしまい申し訳ございません (2019年10月31日 11時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年10月18日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。