Qちゃんとお出掛け・カノ様リクエスト ページ10
何か、遊ぶんじゃなくてお出掛けみたいになってしまいました…御免なさい…
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「ほ、本当に?外に、出られるの?」
『うん‼』
Qちゃんとお出掛けしたいな、と思ったのが30分前。
首領に『Qの価値観を常識に近付ける為に出掛けさせた方が宜しいかと思われます!』と力説したのが20分前。
見事勝利を勝ち取ったのが10分前。
『じゃー、Qちゃん何処行きたい?』
本社ビルを出て、Qちゃんに問い掛ける。Qちゃんは久し振りに出た外に目を輝かせている。
「えっと…何処でもいいよ!僕、お姉さんと一緒だったら何処にいても楽しいから!」
『ンンッ…‼』
ちょっとQちゃん天使。控えめに云って天使。
『えへへー、じゃー此処とか行ってみようか、Qちゃん!』
「うん!」
Qちゃんの可愛さに悶絶する。
取り敢えず、向かったのはクレープ屋だ。鏡花ちゃんも好きだったし、私子供が好きな物判んないし。
『美味しい?』
「うん!」
『あぁ〜そっかー!美味しいかー!』
頬がゆるゆるとなるのは仕方ないと思う。
「…、お姉さん、Qじゃなくて、久作って呼んで?」
『ん?何で?』
「僕、久作の方が本名なんだ…それに、Qって他の奴からも呼ばれてるし…、お姉さんには、名前で呼んで欲しい…駄目?」
上目遣いで見つめてくる、Qちゃん__否、久作君。
『勿論だとも、久作君!』
「! ありがとう…」
ちょっとはにかむように云った久作君。
「お姉さん、ちょっと屈んで?」
『ん、どーした?』
久作君の云われた通りに屈むと、チュ、という音が聞こえた。
『……え、⁉』
「えへへ」
久作君が、私の頬にキスをしたのだ。久作君は悪戯っぽく笑う。
ちょ、待て。これ犯罪ではないよな。うん。そして私は今からロリコンとショタコンを両立させる。
『…もうちょっと大人になってからだよ、おませさん!』
「むぅ…」
久作君は少しほっぺを膨らませる。それを可愛いというか尊いというか後光が差して見えるのは気のせいだろうか。
(お姉さん、あんまり照れなかった…)
(可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)
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白夜の世界 - 2次元大好き野郎さん» コメントありがとう御座いますッ!最高でしたか!よかった!何かちょっとリクと違うかなって思ってたんですけど……嬉しいです! (2019年7月7日 20時) (レス) id: d483191461 (このIDを非表示/違反報告)
2次元大好き野郎 - コメント遅れてしまってすいません!まじ最高です! (2019年7月7日 10時) (レス) id: 6de8be71fd (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界 - オンさん» 応援ありがとう御座います……!更新頑張ります!遅いけど!出来るだけ!遅いけど! (2019年7月6日 21時) (レス) id: d483191461 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ(プロフ) - 白夜の世界さん» はい!大丈夫です! (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4cdd55349 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界 - わたあめさん» は、はい!難しそうですが、頑張ります!太宰さんと太宰さん(黒の時代)逢わせちゃってもいいですか? (2019年7月6日 21時) (レス) id: d483191461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜の世界 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nisui03101/
作成日時:2019年4月7日 16時