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その建物はなんと積み木だった。
子どもが遊ぶようなちっぽけなものじゃなく、本物の建物ぐらいに大きい。
なんだかお城のようにも見えなくもない。
「やァ、コンニチハ」
「ひぇ……っ」
門をくぐり抜けようとすると目の前に棒のようなものを交差させられ、塞がれた。
数歩下がると門前に2つのモヤが見えた。
それは人の様に見える。
「都合ノ良い女の子」
「なニ用かな」
棒のようなものを突きつけられる。
私は半歩後ろへ下がった。
「……わかんない。ここはどこ?」
「そレハ答えレない答えナい」
2つのモヤは棒のようなものを引っ込めた。
「ソれは、そレハ自分でミルこと」
私は戸惑いながらも中へ足を踏み入れた。
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アミュレット - 今日も良かったです! (2017年5月18日 20時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - やっぱりオロチは、カッコイイですね(*^^*)主人公が危機にさらされた時には、必ず助けてくれる。私、オロチに惚れ直してしまいましたww (2017年5月15日 21時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - アミュレットさん» ありがとうございます、頑張ります(^^) (2017年5月15日 7時) (レス) id: d8b1658e8e (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - あと、一話で六十話ですね!焦らずゆっくりでも大丈夫ですので、更新頑張って下さい(*^^*)応援しています! (2017年5月14日 15時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
剣城京菜(プロフ) - アミュレットさん» 今書きますのでもう少し待ってて下さいね(^^) (2017年5月13日 16時) (レス) id: d8b1658e8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2017年5月5日 18時