裁判 33 ページ38
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2012年 12月 10日 03時 13分
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そんな霧野警部をよそに、二人は話を続ける。
天馬「やっぱり、この近くで間違いなかったみたいですね。」
神童「ああ……。
『魔女』はあの公園で吹雪さん達を襲ったあと、俺の研究室に現れて山菜さんをさらい……
おそらく、あのタワーブリッジへと向かったんだ。」
神童教授はタワーブリッジを指差し、そう言った。
天馬「"魔女"に追いつけるかもしれませんね。
……急ぎましょう!!」
二人は、後ろから聞こえてくる霧野警部の声を無視し、足早にその場を去った。
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タワーブリッジについた頃には、また雷が鳴りだし、暗雲が月と空を覆っていた。
それに、タワーブリッジには人が一人もいなかった。
天馬「……誰もいませんね。」
神童「おかしいな。この時間なら、もう少し人がいても良さそうだが……。」
神童教授は、顎に指で触れ、そう言った。
天馬「この天気ですから、みんな出歩かないんじゃないでしょうか?」
神童「そうかもしれないが……何か、妙な気配を感じるんだ。」
天馬は、神童教授のその発言を聞き、
「お前、ゴ〇ゴかよ!」と内心ツッコんだ。
同時に、得体のしれない恐怖が襲ってきた。
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天馬「へ、変な事言わないでくださいよ!!
先生!!!;;」
天馬がそう言った時だった。
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ゴロゴロピシャーン!!!!!
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天馬「……わあっ!?」
突然、雷が大きく鳴りだした。
天馬は雷の音に驚き、頭を抑え、しゃがみこんだ。
雷の鳴る音が小さくなると、天馬は顔を上げ、立ち上がった。
天馬「びびび、びっくりしたなぁ……。」
神童「……天馬!!あそこだ!!!」
神童教授は何かを発見したのか、声をあげ、それを指差した。
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天馬がその先を見ると、ボロボロの紫のフードを被った怪しい人物がこちらを見ていた。
顔は、暗くてよく見えなかったが、目が赤く光っていた。
その人物は神童教授達に見つかると、トンネルの中に姿を消した。
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剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ですよね!私もプレイしてた時ダバダバ涙流しちゃって(汗) (2013年1月2日 10時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - すみません2でした (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - クリアしました!弁護席に立つ成歩堂と自分の父を重ねてみてたかと思うと泣けて…。最後のお父さんとの背中合わせも泣けました、、(T . T)【1です】 (2013年1月2日 1時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 夜神聖香さん» ありがとうございます(^_^) (2012年12月30日 23時) (レス) id: d9c0e69bd5 (このIDを非表示/違反報告)
夜神聖香(プロフ) - 剣城スノウさん» はいっ!もちろんです! (2012年12月30日 22時) (レス) id: e71ddd8108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年12月27日 23時