輝かしい欲望と宝石 ページ17
*「輝け宝石争奪乱闘」の続き…！
殺してほしいかな、と言ったあたりで背中が思いっきり冷める。
「‥そんなにお嬢ちゃんの事好きなんだ、確かに顔は良いね」
そうがっと腕を引かれて自然的に近いまま相手と顔を合わせる。真っ黒な瞳？目に見つめられる。
「そ、その子に手を出さないでよ、キラー！」
じっと私を見つめていたが、すぐにインクさんの方へ振り向き言った。
「手は出さないでおくけど、気に入ったから連れてくよ。美術館と宝石を守ってくれたお嬢ちゃんに感謝しな！」
そうナイフをポケットにしまうと、私を抱き上げた。そのままインクさんたちから遠ざかる。
え、まって、誘拐されてる、？
「ｯあの、降ろしてください、！！」
と私がキラーさん？相手にそう訴えかけても反応してくれなかった。
「むぇ、インク‥…本当なのだ？」
「ごめん！！！！でも僕は人も守らないといけないんだ！よろしくね、ベリー。」
インクさんの真面目な目線。
「……分かったのだ、無事に二人で戻ってくるんだぞ！」
その真面目さに気づいたベリーさんはインクさんを送り出した。
*
なんとインクさんは追いかけてきてくれた。
「キラー！だめだ！宝石と美術館とその子は！！」
「あはは！だって、キミ愛されてるね？」
インクさんの怒鳴り声を無視してキラーさんは私に話しかけてくる。
「キラー！いい加減にして！僕怒るよ！？」
「ごめんねぇ、インク君？じゃあ、俺たちはこれで♡」
そうキラーさんの猫撫で声を最後に、堕ちるような不快感が襲った。
*
突然意識が覚めた。視界は少しぼんやりとしている。動こうとすれば、後ろに人の気配がした。
目の前に黒い人物もいる、その隣にはしろくてふわふわしたような人物もいる。後ろにもいるみたいだ。
‥…囲まれた。
「あ！起きたの？」
後ろでキラーさんらしき声が聞こえる。後ろを振り向けば、私は机の上に堂々と乗っかるキラーさんの足元に座っているみたいだ。
「……えと、インクさんたちは。」
「Aちゃん！！！！僕ここだよ！！」
ガシャン、となにかを揺さぶる音がする。その音の方へ向けば、檻に囚われたインクさんがいた。
「へえキミAって名前なんだ…？エラー！この子の情報抜き取って！」
…………明らかに自分の眉が中央に寄せられるような気がする。そのままインクさんを少しジト目でみると、目線を逸らされた。
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ユズ - 知ってる歌の歌詞がタイトルになってる...!（嬉しい） (3月8日 9時) (
レス) id: ad7a46ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
世落さんず - いつも神作品をありがとうございます！！！更新応援しています！！( •̀ ω •́ ) (2月25日 22時) (レス) @page11 id: 0a59ca876b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごれもん | 作成日時：2024年2月11日 21時
