お前ら私は女だぞ！？2【wrwrd】【らっだぁ運営】

事件事件！！ ページ29

てん「A！！ねぇねぇ、これ食べる？？」

『お、いいねいいね〜！！てんてんのおごり？』

ドッ、そんな音がする程笑う2人。

てん「んな訳ないじゃん！はい分けるよ！」

そう言って、バニラのアイスクリームをはい、と
Aに渡すてんてぇええん。(すまん)

『よし。頂きます！』

ぱくり、と大きな一口で食べたA。

『さっぱりしててうまい…』

てん「よかったね！そんな美味しい？」

『うん！めちゃくちゃ美味しい！！』

てん「ほんとー？ならそれあーげ、ない！」

『なんでだよおいこら』

てん「冗談だよもお〜」

くすくす笑いながら話すてんてん。

『ふっはは……転がすぞ？？？』

てん「え？？？」

『冗談だよ兄弟〜』

そんな風に楽しく喋っていれば。

「逃げて！！！危ない！！！」




『……ん？』


こっちに向かってくる男共が居た。


「どけえ女ァァア！！」

あれ刃物持ってないこれ！！！

まずいと思い、離れようとしたが子供がちょうど通り過ぎようとしていた。

『やばい！！！』

てん「A？！」

急いで子供を抱きしめて逃げようとする。
が、足がなぜか絡まって体制を崩してしまった。

そして、



グサリ、そんな音が体から聞こえた。

『い"っ"だぁぁぁあ！！！』

背中から生暖かい血が出ているのがよく分かる。
急所じゃないことは分かった。

「や、やっちまった！！！」

『てんてん！！皆に連絡して追いかけて！！』

てん「けどAは！？」

『気合いでなんとかするわバッキャロー！！

ほら早くして！！私意識飛ぶ……か、ら』


パタリ、冷たい地面に倒れこむ。
ポツポツ、と雨が背中に当たってきた。

てん「ッ〜！！！HQHQ！！城下町にて殺傷事件！！Aが刺された！！増援を頼みます！！」

そう聞こえてきて、安心してゆっくり目を閉じていった。

死ぬの？？？→←しゃしゃしゃしゃしゃ

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