やつがれちゃんをとにかく愛したい皆様への捧げ物。

続き。 ページ32

◆



「いや、話を聞け」



　…はて、今日は厄日だっただろうか。こんなにも面倒な事になるとは。僕の１日の殆どが電話で終わりそうな予感がしてきた。



「それであと…」

「ああっ、もう紅葉君！長電話しないでよ！」



　こ、此処におられたのですか救世主。ありがとうございます、ありがとうございます。もう今日は任務には行かないと誓うので通話終了したいです。



「ごめんね芥川君。もう用は済んだよ。じゃあ今日は１日ゆっくりと好きなように使うといい。じゃ」



　やっと切れた。しかし任務に行かぬとすれば何をすれば良いものか迷う。散歩をするのは論外として(外が好きでないから)、茶でも飲んで１日を過ごすのにも無理がある。


　中原幹部は任務、先刻の電話の方々は考えたくない、梶井は実験台にされるから却下、銀達は任務、久作は……


　もとより此処に連れてこられた日、一番僕に馴れ馴れしかったのはあの子供だ。気味悪いぬいぐるみを片手に僕へと近づき…

「芥川さんは好きだよ！」

と嘘偽りない笑顔で言ってくれた久作。

　今は座敷牢にいる筈だが、一定の人物の面会は許可されている。ならば彼奴の喜ぶ菓子でも買ってこようか。



　……これなら１日を過ごせそうだ。外に出たくはないが、少し変装すれば大丈夫だろう。



「…けほっ」



　１つ、咳を溢してから昼のヨコハマへと歩き出した。



♀♂♀♂


　オチなんてこんなもんですよ、この作者。だって、だって、、


子供相手にあたふたして結局優しいやつがれちゃんってめちゃくちゃ素敵で紳士で天使じゃないですか。

さすが兄。受け代表の兄。


　ですから何故かQ芥になりました。
コチラなかゞわとまとはやつがれちゃんの受けサイトを殆ど見尽くして飢えているんです。あ、飢えている……餓死寸前…。


　ﾀﾞｻﾞｲさんマフィアにスカウトしていいよー！！！(おいこら)



　長々とすみません。

太芥『氷菓子』→←芥川右固定話『マフィアらしからぬ騒動』

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