29話 ページ33
・
ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
貴「くしゅんっ！」
朝から鳴り響いた電話の電子音と共に私のクシャミも私の脳内に響いた。
ヨル「大丈夫ですか？風邪でしょうか…？」
貴「大丈夫！ううん…風邪じゃないと思いたい…」
鼻をすすりながら応える。
ロイド「はい、あぁどうも。えっ、もうできたんですか？…わかりました、本日受け取りに伺います。」
貴「制服かな？」
ヨル「多分そうだと思います！良かったですね！」
貴「うん、楽しみ！」
アーニャも話を聞いていたのだろう、お父さんの足元に行き目を輝かせていた。
アーニャ「せいふくできた？」
ロイド「みたいだな。すみませんがヨルさん、アーニャとAを連れてお願いできますか？ボクは仕事が入ってしまって…」
ヨル「もちろんです、お任せください！」
ロイド「もしかしたら遅くなるかもしれないので夕飯は適当に出前でもとってください。」
そう言うとお父さんは素早く着替えて行ってしまった。
・
私達はお昼すぎに家を出て、この前の服屋さんに向かった。
服屋に着いてすぐ、試着をすることになった。
貴「…ちょっとおっきいな…」
私の作ってもらった制服は親指まで隠れてしまうほどの大きさだった。
貴「(まぁ…これくらいなら年齢操作しちゃえばなんとかなるし…いっか。)」
試着室を出るとアーニャも着替え終わっていた。
ヨル「わぁ！Aさんもとっても似合ってます！！可愛いです！」
貴「…ありがと」
…照れくさい。こういうときどんな反応していいのか分からない…。
変に思われてなきゃいいけど。
アーニャ「せいふくのアーニャかわいい？」
貴「うん、すっごい可愛い！」
ヨル「二人ともとてかわいいです！後で写真屋さんに行きましょう！」
アーニャが色々な制服の部分を見せながら「かわいい？」ってあれから何回かやっていた。
可愛いから全然いいけど。服屋の女主人さんは呆れ返っていた。
・
アーニャ「るんるん♪」
ヨル「公園にでも寄りましょうか」
貴「いいね」
私とアーニャはお母さんと手を繋ぎ公園まで行った。
夕方に差し掛かっているからか空がオレンジと濃い青でグラデーションになっていてすごく綺麗。
するとアーニャはお母さんの手を離し走っていった。
遠目で見るとどうやら制服を見せてるらしい。
アーニャらしいなぁ、
貴「…っ、くしゅんっ、」
本日6回目のくしゃみ。
そろそろ鼻と喉が壊れそう…。
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アル - めちゃくちゃ面白いです、頑張ってください! (2023年4月5日 14時) (
レス) @page44 id: a6b91f29d4 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主、アーニャ可愛い💞 無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年7月17日 11時) (レス) @page31 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - もっと続きが見たいな。更新頑張ってね (2022年7月3日 14時) (レス) @page30 id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
みょん - とっても面白いです‼セリフもしっかり抜かさずあるし、めっちゃこういう感じのを求めてました！本当に面白いです‼更新頑張ってください❗ (2022年5月25日 21時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
__TSUKI__Oo(プロフ) - コメントありがとうございます！初投稿が故に設定を色々ミスしてたみたいです！💦ご指摘ありがとうございます！多分直せたと思います！今後もよろしくお願いしますー！ (2022年5月16日 15時) (レス) id: 0b71cadd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__TSUKI__Oo | 作成日時：2022年5月11日 21時
