【おそ松さん】六つ子には不思議な能力を持つ妹達がいたらしいです。

18　〜青の過去編〜 ページ22

「孤児院さん。暇だから遊びましょ」

孤児院「うん。良いよ」

アオイ「じゃあかくれんぼね！」

孤児院「えぇ。1...2...3...」

アオイ「わぁーい！」

〜夕方〜

孤児院「いっぱい遊んだね」

アオイ「うん。楽しかった！」

孤児院「アオイちゃんって本当、上品さがあって可愛いよね^^」

アオイ「あ、あ、ありがとう///」

孤児院「さっ、ご飯にしよ！」

アオイ「はーい！」

＝夢＝

？「アオイちゃん」

？「アオイちゃん！」

アオイ「うぅん…誰？」

かおり「私はかおり。貴方の夢に今回だけ出させてもらったの」

アオイ「本当は生きてる人？」

かおり「ううん。なぜかね、急に【GAME OVER】って夢の中に出てきて、それ以降起きれなくなったの。多分現実での私は○んでると思う」

アオイ「色々と大変だね。かおりちゃんも」

かおり「アオイちゃんも大変なの？」

アオイ「…わかんない。孤児院に来る前は複雑で大変だったけど、周りに仲間がいたから…」

かおり「良かったね。私、周りに仲間なんていなかったよ。今はいるけどね」

アオイ「うん！楽しかったよ。…ねぇかおりちゃん」

かおり「ん？なぁに^^」

アオイ「かおりちゃんも一緒に起きようよ」

かおり「え？私はもう起き上がれないんだよ？」

アオイ「頑張ろう。かおりちゃんが起き上がれないなら僕も残るから」

かおり「それは嬉しいけど、ダメなの。貴方には帰る家が…あるよ」

アオイ「僕に家族なんて居ないよ」

かおり「なるんだよ。これから。近日」

アオイ「仲良くできるかな」

かおり「絶対。私が保証するよ！」

アオイ「…うん。ありがとう！頑張ってみるね」

かおり「あと、私がここに来た意味わかる？」

アオイ「確かに…なんで？」

かおり「アオイちゃんに注意するため」

アオイ「注意？」

かおり「そう」

アオイ「どんな事に気をつければいいの？」

かおり「…いじ-------」

ブツッ

アオイ「あっ…かおりちゃん！？かおりちゃん！どこに行ったの？もっと話そうよ！最後なんて言ったの？教えてよ…ねぇ…せっかくお友達が出来たと思っ…」

アオイ「あれ？僕って、人に近寄ってほしくないんじゃなかったっけ……かおりちゃんとは何か似ているような、懐かしく優しい匂いがしたような気がする」

かおり「め」

アオイ「かおりちゃん！？」

ツーーーーーーーーー

アオイ「…いじ...め？」


〜続く☆〜

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